Engrave with!!
手彫り工房ブログ

手彫り工房のオフィシャルブログです。金属彫ってます。彫ってます。

彫金に必要最低限な道具をあげてくよ!

2015
05
こんにちは。

趣味で彫金するのに必要最低限の道具をシリーズで紹介していきます。
といっても,彫金にもいろいろあるので,分野別に紹介していきます。

今回は金属を彫るために必要最低限の道具です!
純粋な彫金ですね。

彫金工具



値段はネットショップで買えそうな最低の金額を書いておきます。
最高金額は天井知らずのものもあるので(笑)
ヤフーオークションなどを上手く使えば,もっと安く買える場合もあるかも。
一部うろ覚えの部分もあるので悪しからず。

1.彫金(金属を彫る)
球形バイスorピッチボール    (\5000~)
完成松ヤニorヒートクレイ       (\800~)
赤タガネ                 (\150~)
オタフク槌                (\1500~)
ヤスリ(荒目)←最初は百均のやつでもOK     (\100~)
耐水ペーパー(紙ヤスリのこと)←目の粗さは必要に応じて  (\100~)
糸ノコ                   (\1500~)
糸ノコ刃                 (\300~)
ガスバーナー←ホームセンターで売っているものでOK  (\2000~)
ヤットコもしくはペンチ         (\100~)
クリスタル砥石やインディア砥石←荒いのと細かいの1つずつ  (1つ\400~)
耐火レンガ               (\200~)



あると良いもの
リューターとリュータービット     (\5000~)
↑ダイソーで800円くらいのミニルーターがあるらしいが,使えるかは不明です。
 ピッカピカに研磨するのに使います。

ディクセル(ピックリングコンパウンド)  (約\800)
↑金属の酸化した部分を取り除く薬品。いわゆる「酸洗い」に使う。

キサゲ                (\1000~)
↑板などの側面をきれいにする為に使う。

卓上グラインダー          (\4000~)
↑タガネを成形するのにとても便利です。回転工具なので,手袋は使わないほうがよいです。
 これがあれば,ヤスリでは成形できない青タガネも使えます。

ケガキ・カニコンパス        (\1000~)
↑金属に線状の傷をつけます。彫る部分の下書きに使います。

以上です。
あくまで最低限なので,使っているうちにもっと良いものが欲しくなってくると思います。
長く取り組むつもりなら,ちょっと良いものを買った方がよいかも。
抜けているものがあったら,コメントにて教えてください。


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次回は,金属同士をくっつける「ロウ付け」に必要なものをまとめていきます。