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手彫り工房ブログ

手彫り工房のオフィシャルブログです。金属彫ってます。彫ってます。

龍を彫る 銅メダル彫金

2024
09
こんにちは。
銅メダル2枚目、龍やっていきます。
2024年は辰年ということで、
記事書くのは2月にズレこんでしまいましたが
まだギリ縁起がいい範疇でしょう。きっと。

下絵のようなもの


前回の柴犬とは違い、
あまり絵の練習はせず挑みました。
目や輪郭の大まかな位置がわかるようにケガキです。
No2龍銅メダル彫金 (1)

輪郭を彫る


顔周りを彫って目を少し深彫り
No2龍銅メダル彫金 (2)
胴体の輪郭もざっと彫っていきます。
No2龍銅メダル彫金 (4)
輪郭で気を付けたのは、コインという丸枠に合わせた曲線ですね。
特にツノなんかはフチに沿わせるように伸ばしていきました。
胴体も渦っぽい曲線を意識しております。

その胴体も彫って下げていきます。
顔が一番高いので、他はジャンジャン彫り下げていかねばなりません。
No2龍銅メダル彫金 (5)
さらに目の角を取って丸くしていき、鼻とシワを追加。
鼻はもう少し左にすべきでした。
No2龍銅メダル彫金 (6)

バリを取り、角の周りを彫り下げます。
さらに目に瞳を追加。
瞳の位置や大きさ、彫り方で印象がかなり変わります。
いつも、ちょっと緊張してしまう彫金です。
No2龍銅メダル彫金 (7)

毛と鱗を追加。
鱗は扇形の魚っぽいヤツと迷ったのですが、
全体を少し荒々しい雰囲気にしようと、多角形のゴツゴツしたウロコに決めました。
No2龍銅メダル彫金 (8)

ウロコを一枚一枚角度を変えて彫っていきます。
さらに、前写真にも彫ってあったマブタも少し深めにしております。
No2龍銅メダル彫金 (9)

大まかにはこれでおしまい。
細かい所を彫ってから仕上げです。
あとは裏面に「No2龍」とメモ代わりで彫っているのですが・・・
No2龍銅メダル彫金 (10)
適当でいっか、と松やにに固定すらせずやった結果
本当に雑オブ雑になりました。

完成


ヤニ取ってロビンソンブラシをかけて防錆剤につけた後がコチラ
まず裏面。出来上がりをしみじみ見ると、本当に後悔する仕上がりですな。
最後まで手を抜くなという、当たり前の教訓を得てしまいました。
No2龍銅メダル彫金 (15)

表面も荒々しい風にしたかったというのはありますが、
もう少し丁寧にやった方が良かったかなと思う点も多々あります。
考えるべきところもあったので、意味ある彫金でしたね。
正面
No2龍銅メダル彫金 (12)
角度を変えて
No2龍銅メダル彫金 (11)
No2龍銅メダル彫金 (14)

もう一度、光の反射が分かる感じの正面
No2龍銅メダル彫金 (13)

銅メダルの直径約1.5㎝という縛りは、
今回のように全体の構図をギュッと押し込めることで逆に丁度良くなる感もありますね。
No2龍銅メダル彫金 (16)
その点、前回の柴犬は顔がほとんどを占めておりましたが、
体を入れるなり横顔にした方が映える感じはします。
ただ、正面からの顔アップも上手にできるようになるべきではあります。
う~ん、次はどうしようか・・・

それでは。