線の作り方~線を作る方法 概要~ 彫金教室
2019
29
こんにちは。
こちらは彫金教室です。
今回から新しく「線の作り方」をやっていきます。
説明するのは
1.線引き機を作る。
2.シルバー950のインゴットを作る。
3.線引きをする。
の3部構成の予定です。
シルバー950は銀95%、銅5%の配合です。
金属の配合によって線の作りやすさはかなり変わります。
硬すぎず、柔らかすぎず、そこそこ粘りがあり、割れない
そんなシルバー950はかなり線を作りやすい部類です。
最初に線を作るのにピッタリな材料と言えるでしょう。
全体の工程を知っているとイメージしやすいと思いますので、
この記事では全体の流れをざっと解説していきます。
1.線引き機を作る
線引き機は線を作るための道具です。
作らなくても販売しております。
お高めですが、気にならない方は買っても良いでしょう。
これから手作りしていく線引き機は木材ベースで、
販売しているもの程立派ではありません。
下の写真はカスタマイズ前の基本バージョン。
作っていくのはこのタイプの線引き機ですが、
一点だけ致命的なミスがあって今は使っていません。
単純な構造ですが、いくつかミスしやすい部分があるので
しっかり説明していきたいです。
黒く汚れているのは油のせい。慣れるとあまり汚れ無くなります。


手作りの良い点としては
安くて済むことと、自分で修理・カスタマイズできることです。
あとは、安いこと。ドリル買わなければ5000円くらいで済みます。
やることは主にネジ穴あけとネジ締めです。
そこまで難しくはないです。
ただ、安いものでも良いので電動ドリルは欲しいですね。
カスタマイズをする場合はちょっと難しい工程も加わります。
2.インゴットを作る
金属を溶かし、型に流した後、成形します。
ガスバーナーが使い慣れていないとちょっと怖いかもしれませんが、
意外とケガはしにくい気はします。
成形部分で金づちを使うとかなりうるさいです。
騒音たててはいけない環境だと厳しいかもしれません。
金づちを使わなくて良い方法を考えるか、騒音OKな場所を用意するか・・・。
この工程で最も高価なのは圧延ローラーですね。
金属を伸ばすのに非常に便利。
私はヤフオクで小さいのを1万円程度で落札しました。
ときどき出品されているので、
状態の良さそうなのを狙うとお得です。
もちろん、新品を買ってもOK
3.線を作る
「線引き」という工程になります。
インゴットを穴に通して線引き機で引っ張ることで
だんだん細長くしていきます。
線引盤というのはコチラ
穴がたくさん開いていますよね。
これらがインゴットを通す穴です。
大きい穴から小さい穴へと順番に通すので、地道な作業になります。
線引き盤には作りたい線によって種類が分かれます。
オススメは「丸」か「平角」線ですね。
汎用性があって使いやすい線ですし、線引きもやりやすいです。
線引き盤もローラーほどではないにしろ、そこそこ良い値段がします。
こちらもヤフオクなどで狙ってみるのもアリです。
複数種類まとめて出品されていることも多いので、
かなりお得なことも。
安くそろえられれば、道具だけなら合計3万円ほどです。
素材で純銀も買わなければいけないので、さらに1万円ほどプラスされます。
(購入する重さにもよります。)
だいたい4~5万円見ておけばいけるかなという感じです。
銀線は買うとけっこう良いお値段なので、作り続ければ元取れますね。
彫金長く続けるかわからない、という方はやめておいた方が良いかもしれません。
場所も取りますから。
また、細かく検証したわけではありませんが、
作った銀線はしっかり詰まっていて買ったものより上質な感があります。
彫金教室では様々な技術を紹介しております。
よろしければのぞいて行ってください。
それでは。
こちらは彫金教室です。
今回から新しく「線の作り方」をやっていきます。
説明するのは
1.線引き機を作る。
2.シルバー950のインゴットを作る。
3.線引きをする。
の3部構成の予定です。
シルバー950は銀95%、銅5%の配合です。
金属の配合によって線の作りやすさはかなり変わります。
硬すぎず、柔らかすぎず、そこそこ粘りがあり、割れない
そんなシルバー950はかなり線を作りやすい部類です。
最初に線を作るのにピッタリな材料と言えるでしょう。
線を作る方法
全体の工程を知っているとイメージしやすいと思いますので、
この記事では全体の流れをざっと解説していきます。
1.線引き機を作る
線引き機は線を作るための道具です。
作らなくても販売しております。
お高めですが、気にならない方は買っても良いでしょう。
これから手作りしていく線引き機は木材ベースで、
販売しているもの程立派ではありません。
下の写真はカスタマイズ前の基本バージョン。
作っていくのはこのタイプの線引き機ですが、
一点だけ致命的なミスがあって今は使っていません。
単純な構造ですが、いくつかミスしやすい部分があるので
しっかり説明していきたいです。
黒く汚れているのは油のせい。慣れるとあまり汚れ無くなります。


手作りの良い点としては
安くて済むことと、自分で修理・カスタマイズできることです。
あとは、安いこと。ドリル買わなければ5000円くらいで済みます。
やることは主にネジ穴あけとネジ締めです。
そこまで難しくはないです。
ただ、安いものでも良いので電動ドリルは欲しいですね。
カスタマイズをする場合はちょっと難しい工程も加わります。
2.インゴットを作る
金属を溶かし、型に流した後、成形します。
ガスバーナーが使い慣れていないとちょっと怖いかもしれませんが、
意外とケガはしにくい気はします。
成形部分で金づちを使うとかなりうるさいです。
騒音たててはいけない環境だと厳しいかもしれません。
金づちを使わなくて良い方法を考えるか、騒音OKな場所を用意するか・・・。
この工程で最も高価なのは圧延ローラーですね。
金属を伸ばすのに非常に便利。
私はヤフオクで小さいのを1万円程度で落札しました。
ときどき出品されているので、
状態の良さそうなのを狙うとお得です。
もちろん、新品を買ってもOK
3.線を作る
「線引き」という工程になります。
インゴットを穴に通して線引き機で引っ張ることで
だんだん細長くしていきます。
線引盤というのはコチラ
穴がたくさん開いていますよね。
これらがインゴットを通す穴です。
大きい穴から小さい穴へと順番に通すので、地道な作業になります。
線引き盤には作りたい線によって種類が分かれます。
オススメは「丸」か「平角」線ですね。
汎用性があって使いやすい線ですし、線引きもやりやすいです。
線引き盤もローラーほどではないにしろ、そこそこ良い値段がします。
こちらもヤフオクなどで狙ってみるのもアリです。
複数種類まとめて出品されていることも多いので、
かなりお得なことも。
安くそろえられれば、道具だけなら合計3万円ほどです。
素材で純銀も買わなければいけないので、さらに1万円ほどプラスされます。
(購入する重さにもよります。)
だいたい4~5万円見ておけばいけるかなという感じです。
銀線は買うとけっこう良いお値段なので、作り続ければ元取れますね。
彫金長く続けるかわからない、という方はやめておいた方が良いかもしれません。
場所も取りますから。
また、細かく検証したわけではありませんが、
作った銀線はしっかり詰まっていて買ったものより上質な感があります。
彫金教室では様々な技術を紹介しております。
よろしければのぞいて行ってください。
それでは。