Engrave with!!
手彫り工房ブログ

手彫り工房のオフィシャルブログです。金属彫ってます。彫ってます。

彫金師、ウェブカメラを改造し、拡大レンズを付ける。 前編

2018
10
こんにちは。

最近、ちょっと動画撮影をするようになりました。
編集にも慣れ始め、新しいプラグインとか探し始め・・・
でも、その前に大きな問題が一つ。

でかいカメラに視界を占有されるのがあまりにキツイ。

彫金はとても細かいため、カメラが数㎝の距離まで寄って接写しています。
すると当然、何にも見えません。
カメラのモニターも解像度粗くてよくわからないし、横からのぞき込んでなんとか彫っています。
これが、本当にキツイんです。
あまりに無理な姿勢で背中が痛い・・・。
これでは確実に体を壊します。

ウェブカメラを買う


カメラが小さければ、横からのぞきこむ必要もない!
ということで、ウェブカメラを購入しました。
ウェブカメラ改造 (3)
しかし、近すぎてピントが合わずボケボケ。(距離とればちゃんと写ります。)

・・・予想しておりましたとも、そんなことは。

スカイプなどするためのウェブカメラで接写なんてできるワケがないのです。
ならばどうするか?
改造するしかないでしょう!

一枚剥ぐ


まず外側を一枚剥(は)ぎます。
彫金師らしく、石外しを使用。カパっと取れました。
ウェブカメラ改造 (10)
ウェブカメラ改造 (9)

思いのほか緩かったので、宝石外すよりずっと簡単です。
扇風機の掃除するときなど、石外しはシンプルな道具ながら汎用性が本当に高い。
何かを外すたびに、お世話になっている気がします。

拡大レンズを選ぶ。


実際に合わせてみた結果、宝石鑑定用ルーペでOKでした。
たしか20倍くらいだったハズ。お値段は1000円くらいだったかな?
取り付けたときの焦点距離は2㎝ほど。
これを取り付けます。
ウェブカメラ改造 (4)

拡大レンズの持ち手部分に穴あけ


取り付けするために、拡大レンズの持ち手部分に穴あけします。
ネジ止めで、開ける穴は直径1mmチョイ。
ヒートクレイを詰めてから、まずはポンチです。
ウェブカメラ改造 (1)

ポンチで穴が空いたら後は広げるだけです。
ステンレスはかなり硬いので、ちょっと周りを傷つけてしまいました。
ウェブカメラ改造2 (2)

ネジ止めの汎用性


ネジ止めというのは大きなポイントです。
なぜなら、取り外しできるから。
ウェブカメラ改造 (20)

20倍ではなく10倍のレンズが使いたい。
もしかしたらこの先、そんなこともあるかもしれません。
着脱可能なネジ止めなら、そんな時非常に便利です。
同タイプのルーペなら、10~40倍までならありふれていますからね。

実は接写できるウェブカメラもたくさんあります。
しかし、色々見ていると接写専用という感じで汎用性に欠けるな、
という印象をもちました。

ピントの合う範囲も限られていそうですし、レンズの付け替えなども難しそうでしたね。
しかも、もしレンズを傷つけでもしたらアウトです。

加えて普通の、接写用ではないウェブカメラなら
安くてそこそこ良いものがあると来ました。
これはもう、自分で改造するしかないですよね。

ちょっと忙しいので更新が滞っております。
なんとか隙をみつけていきたい・・・。

それでは。