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手彫り工房ブログ

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緋色銅の紅葉 シルバーリング

2018
16
こんにちは。

こちらは手彫り工房の作品&商品紹介です。
今回は、「紅葉の緋色銅 シルバーリング」です。

緋色銅の紅葉


前々から紅葉にしたかった緋色銅。
目を引く赤系統の色である緋色は秋を代表する色彩である紅葉にピッタリです。
緋色銅紅葉

作り始めてまず迷いました、デザイン面。
例えば、紅葉は本来、先が7つ(~9つ)に分かれています。
しかし、小さなリングではごちゃごちゃしすぎるうえ、枠を作る面からも少し苦しいです。
そこで5つに省略しました。
紅葉の枠 (8)

葉脈も2,3パターン比較してみたり、
そう手間ではありませんでしたが細かなところにも気を配らないといけないリングだったなという感じでした。
枠にも彫りを入れてギザギザを再現しております。
試作

緋色銅の写真と色彩


緋色銅は写真に撮ると色が変わります。
写真になると色が明るくなるパターンが多いですが、
照明や角度によっても変わってくるので撮影が大変です。

以下の2枚はまったく同じ紅葉の緋色銅です。
a (4)
緋色銅紅葉2

留める前のものは色が明るめですよね。
対して、留めた後の方は光を反射してちょっと色彩の変化も見られます。

今回、色が明るくなるパターンが多いことを踏まえ、
実物の緋色銅をちょっと暗めに仕上げるという力業に出ています。

ただ、通常の緋色銅リングよりも色上げやりやすいため、もっと明るくも多分できます。
じゃあ明るめでもよかったかな、とも思いつつ、
ちょっとだけ暗い方が実物はキレイな感があります。

緋色銅って単に色が付くだけじゃないんですよね。

CDの裏面が虹色に見えたりするのを構造色というのですが、
緋色銅は恐らく構造色の一面もあります。
もちろん、赤色そのものは通常の色です。
しかし、角度を変えたり水中に入れると色が変化するところからも構造色の要素もあるといえるでしょう。

通常の色と構造色の2つの要素が緋色銅の美しさではないかと、最近は考えております。
そして、ちょっとだけ色を暗めにした方が構造色的に美しいのです。

でも、色を明るめにした方が写真映えしますよね・・・難しい。
緋色銅紅葉3

それでは。