アクセサリーの自作や独学の方法6選!彫金?ロストワックス?それとも・・・
2018
04
こんにちは。
今回は、アクセサリーを自作したい!と思い立った方向けに
どんな作り方があるのか紹介していく記事です。
過去、「彫金アクセサリー教室」の
「作りたいものは何ですか?ここで扱うこと。」でも少し扱った内容ですが、
ここではもう少し詳しく取り扱っていきます。
アクセサリーを作る、と一言で言ってもその方法はいくつもあります。
今回は、アクセサリーを作りたいなと思った方に向けて
どんな作り方があるのか紹介していきます。
これぞ!と思ったら選択の時!!
もしかしたら、人生の岐路・・・かも?
もちろん、自分に合わないと思ったら他のを試すのも大いにアリです。
今回は私の現在パっと思い付く以下の6つを紹介していきます。
タガネなど使う伝統的彫金
ワイヤーワーク
ロストワックスを用いた鋳造
3Dプリンターを用いた鋳造
銀粘土(アートクレイシルバー)の焼成
既成部品の組み合わせ
ちょっとでも選択しやすいように、
始めやすさ、自由度を☆~☆☆☆で評価していきます。
なお、当方「伝統的彫金」以外は聞きかじった程度です。
そのことを踏まえたうえで読み進めてください。
始めやすさ:☆
自由度:☆☆☆
アクセサリーを作る職人、と言われて思い浮かぶのがコチラです。
金属を切って削って叩いてくっつけ磨いて彫って・・・・・
金属線や板などの素材部分から手をかけるために自由度は高く、
それに比例して手間もかかります。
しかし、お店で売っているような本格的なアクセサリーやジュエリーが製作可能です。
道具から作り始めるという点と一式揃えるのにお金がかかる点から「始めやすさ」は☆一つ。
意外に情報も少な目で、私も独学はちょっと大変でした。
少ねぇー、あまりに少ねぇー!!と言いながらweb彫金教室を開いた経緯がコチラ
たいして「自由度」は☆3つ。ハマれば生涯続けられるほど奥が深いです。
可能性は無限大。
総評として長く続けてみたい方にオススメ。
出だしだけならお金も大してかからないので、試しにやってみるのもアリです。
始め方は
本やインターネットで調べるか
教室やワークショップなんかで教えてもらうと良いでしょう。
彫金をやったことのある知り合いがいたら、
さわりだけでも聞いてみると違うかもしれません。
手前味噌ですが、私も「彫金アクセサリー教室」と称して記事書いています。
よろしければ見ていってやってください。
始めやすさ:☆☆☆
自由度:☆☆
線を曲げ、編み、捻ったりしてアクセサリーをつくるのがワイヤーワークです。
各種線とちょっとした道具(ペンチなど)があれば始められるお手軽さから、始めやすさは☆3つです。
専用の道具や本も充実しており、さわりだけなら100円ショップでもある程度道具は揃えられます。
市販の各種線やビーズ・天然石なども取り入れることができ、自由度はあります。
ただし、線で作るという制限上、作りにくいものはあります。
またワイヤーワークだと一目で分かるものが多いため、人によって好き嫌いがあるかも。
よって自由度は☆2つです。
手間と時間をかけた作品は目を見張るものも多いですよ。
編み物など得意な方は適性がありそうです。
毎日10分など短時間でもやりやすいので、時間がない方にもオススメ。
始めやすさ:☆☆
自由度:☆☆☆
ワックス(ロウ)というものを削ったりくっつけたりして原型をつくります。
ワックスは柔らかいロウソクみたいなものです。程よく固く、削れて、熱で溶けます。
そして、原型から石膏なんかで型を取って溶けた金属を流し込む・・・いわゆる鋳造ですね。
(正確にはゴム型をとったりもするが・・・割愛します。)
自宅で鋳造するのが難しい方は専門業者に送れば鋳造してくれます。
アルコールランプなど一式用意するためと、作品完成までに練習が必要なことから
始めやすさは☆2つです。
もし自宅でちゃんと鋳造したいなら、
鋳造機などそろえる必要があるため始めやすさは☆1つになります。
ワックスはネット上でも簡単に買えるので、
スパチュラという道具を使って削って造形するだけならさらに始めやすい印象です。
とはいえ、湯道の付け方などもあるので、入門書的なものを一冊読むと失敗が減るでしょう。
書籍などはかなり充実しています。
自由度は☆3つ。
伝統的な彫金がちょっと苦手な、大きく立体的なモノが作りやすいです。
ク〇ムハーツが好きな方は迷わずロストワックスでしょう。
造形面、デザイン面での自由度はピカイチ。
反面、細くて繊細なものは不得意だったりします。
基本的にシルバー925(92.5%銀)が多く、使用できる金属にちょっとだけ制限があります。
あとは微細なス(穴)がある影響でピカピカに磨きにくいのが難点でしょうか。
彫刻で木像や石膏像など作れる方はかなり有利だと思います。
あとは似たような道具を使うらしい歯科技工士の方はとっつきやすいかも。
始めやすさ:☆
自由度:☆☆☆
3Dプリンターで原型を作り、石膏などで型をとって鋳造、という流れになります。
使ったことないので分からないのですが、
3Dプリンターで作ったものを直接使うのは経年劣化と強度面でキビシイと思われます。
いや、ペンダントトップならいけるのかな・・・?
3Dプリンターそのものが高価なので始めやすさ☆です。
出力サービスを使うにしてもCADなどを勉強する必要があるので、
その点もハードルが高いといえるでしょう。
逆にCADや3DCGなどに強い方なら始めやすいです。
ロストワックスと似たようなことができるので、自由度は☆3つです。
要は、原型をロストワックスで作るのか、3Dプリンターで作るのかの違いです。
・・・と言い切ったものの私は使ったことがないので細かいことは一切分かりません。
詳しい方がいたら、私もお話を聞いてみたいですね。
始めやすさ:☆☆
自由度:☆☆
完全に粘土細工です。銀粘土を手や道具で成形してから焼成します。
粘土なので取っかかりやすい点はGOOD。子供も楽しみながら作れるでしょう。
しかし、粘土そのものは値段高めなので、
たくさん作りたい方はある程度の出費を見込む必要があります。
加えて、焼成と仕上げの面から始めやすさ☆2つです。
銀粘土が主流で素材に制限が付きます。
また、ロストワックスよりも微細な穴(ス)ができやすいです。
そのうえ、焼成後は99%以上銀になります。
純銀に近いと柔らかくなるので、繊細なものを作ると変形する恐れがあります。
スの関係から仕上げもちょっと大変なので、自由度は☆2つです。
どっしりとしたモノを作る分には良いかと思われます。
ひとまずお手軽にオリジナルアクセサリーを作ってみたい方にオススメ。
手の込んだものを作りたくなったらロストワックスの方が良いかもしれません。
始めやすさ:☆☆☆
自由度:☆
「アクセサリー パーツ」などで検索するとたくさんお店が出てきます。
あとは好きなパーツを選んで購入・組み立てるだけなので、始めやすさは☆3つです。
接着剤を使って宝石をくっつけたりもできます。
レジンもつかえばオリジナリティも出していけそう。
とはいえ、パーツという制限がある以上、自由度は限られます。
種類こそ多いものの、自分でパーツそのものを作れるわけではないですからね。
特にリングは人によって号数が違うので、ちょっと苦しい印象。
よって自由度は☆です。
発想力、構成力のある方にオススメ。
数をそろえやすいので、バザーなどとも相性が良いかも。
以上、思い付く限り6つ選んでみました。
やってみようかな、と思えるものはあったでしょうか?
悩んでいる間に熱が冷めてしまうのは、非常にもったいないです。
思い切りよく第一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
それでは。
今回は、アクセサリーを自作したい!と思い立った方向けに
どんな作り方があるのか紹介していく記事です。
過去、「彫金アクセサリー教室」の
「作りたいものは何ですか?ここで扱うこと。」でも少し扱った内容ですが、
ここではもう少し詳しく取り扱っていきます。
アクセサリーの作り方
アクセサリーを作る、と一言で言ってもその方法はいくつもあります。
今回は、アクセサリーを作りたいなと思った方に向けて
どんな作り方があるのか紹介していきます。
これぞ!と思ったら選択の時!!
もしかしたら、人生の岐路・・・かも?
もちろん、自分に合わないと思ったら他のを試すのも大いにアリです。
今回は私の現在パっと思い付く以下の6つを紹介していきます。
タガネなど使う伝統的彫金
ワイヤーワーク
ロストワックスを用いた鋳造
3Dプリンターを用いた鋳造
銀粘土(アートクレイシルバー)の焼成
既成部品の組み合わせ
ちょっとでも選択しやすいように、
始めやすさ、自由度を☆~☆☆☆で評価していきます。
なお、当方「伝統的彫金」以外は聞きかじった程度です。
そのことを踏まえたうえで読み進めてください。
タガネなど使う伝統的彫金
始めやすさ:☆
自由度:☆☆☆
アクセサリーを作る職人、と言われて思い浮かぶのがコチラです。
金属を切って削って叩いてくっつけ磨いて彫って・・・・・
金属線や板などの素材部分から手をかけるために自由度は高く、
それに比例して手間もかかります。
しかし、お店で売っているような本格的なアクセサリーやジュエリーが製作可能です。
道具から作り始めるという点と一式揃えるのにお金がかかる点から「始めやすさ」は☆一つ。
意外に情報も少な目で、私も独学はちょっと大変でした。
少ねぇー、あまりに少ねぇー!!と言いながらweb彫金教室を開いた経緯がコチラ
たいして「自由度」は☆3つ。ハマれば生涯続けられるほど奥が深いです。
可能性は無限大。
総評として長く続けてみたい方にオススメ。
出だしだけならお金も大してかからないので、試しにやってみるのもアリです。
始め方は
本やインターネットで調べるか
教室やワークショップなんかで教えてもらうと良いでしょう。
彫金をやったことのある知り合いがいたら、
さわりだけでも聞いてみると違うかもしれません。
手前味噌ですが、私も「彫金アクセサリー教室」と称して記事書いています。
よろしければ見ていってやってください。
ワイヤーワーク
始めやすさ:☆☆☆
自由度:☆☆
線を曲げ、編み、捻ったりしてアクセサリーをつくるのがワイヤーワークです。
各種線とちょっとした道具(ペンチなど)があれば始められるお手軽さから、始めやすさは☆3つです。
専用の道具や本も充実しており、さわりだけなら100円ショップでもある程度道具は揃えられます。
市販の各種線やビーズ・天然石なども取り入れることができ、自由度はあります。
ただし、線で作るという制限上、作りにくいものはあります。
またワイヤーワークだと一目で分かるものが多いため、人によって好き嫌いがあるかも。
よって自由度は☆2つです。
手間と時間をかけた作品は目を見張るものも多いですよ。
編み物など得意な方は適性がありそうです。
毎日10分など短時間でもやりやすいので、時間がない方にもオススメ。
ロストワックス
始めやすさ:☆☆
自由度:☆☆☆
ワックス(ロウ)というものを削ったりくっつけたりして原型をつくります。
ワックスは柔らかいロウソクみたいなものです。程よく固く、削れて、熱で溶けます。
そして、原型から石膏なんかで型を取って溶けた金属を流し込む・・・いわゆる鋳造ですね。
(正確にはゴム型をとったりもするが・・・割愛します。)
自宅で鋳造するのが難しい方は専門業者に送れば鋳造してくれます。
アルコールランプなど一式用意するためと、作品完成までに練習が必要なことから
始めやすさは☆2つです。
もし自宅でちゃんと鋳造したいなら、
鋳造機などそろえる必要があるため始めやすさは☆1つになります。
ワックスはネット上でも簡単に買えるので、
スパチュラという道具を使って削って造形するだけならさらに始めやすい印象です。
とはいえ、湯道の付け方などもあるので、入門書的なものを一冊読むと失敗が減るでしょう。
書籍などはかなり充実しています。
自由度は☆3つ。
伝統的な彫金がちょっと苦手な、大きく立体的なモノが作りやすいです。
ク〇ムハーツが好きな方は迷わずロストワックスでしょう。
造形面、デザイン面での自由度はピカイチ。
反面、細くて繊細なものは不得意だったりします。
基本的にシルバー925(92.5%銀)が多く、使用できる金属にちょっとだけ制限があります。
あとは微細なス(穴)がある影響でピカピカに磨きにくいのが難点でしょうか。
彫刻で木像や石膏像など作れる方はかなり有利だと思います。
あとは似たような道具を使うらしい歯科技工士の方はとっつきやすいかも。
3Dプリンター
始めやすさ:☆
自由度:☆☆☆
3Dプリンターで原型を作り、石膏などで型をとって鋳造、という流れになります。
使ったことないので分からないのですが、
3Dプリンターで作ったものを直接使うのは経年劣化と強度面でキビシイと思われます。
いや、ペンダントトップならいけるのかな・・・?
3Dプリンターそのものが高価なので始めやすさ☆です。
出力サービスを使うにしてもCADなどを勉強する必要があるので、
その点もハードルが高いといえるでしょう。
逆にCADや3DCGなどに強い方なら始めやすいです。
ロストワックスと似たようなことができるので、自由度は☆3つです。
要は、原型をロストワックスで作るのか、3Dプリンターで作るのかの違いです。
・・・と言い切ったものの私は使ったことがないので細かいことは一切分かりません。
詳しい方がいたら、私もお話を聞いてみたいですね。
銀粘土
始めやすさ:☆☆
自由度:☆☆
完全に粘土細工です。銀粘土を手や道具で成形してから焼成します。
粘土なので取っかかりやすい点はGOOD。子供も楽しみながら作れるでしょう。
しかし、粘土そのものは値段高めなので、
たくさん作りたい方はある程度の出費を見込む必要があります。
加えて、焼成と仕上げの面から始めやすさ☆2つです。
銀粘土が主流で素材に制限が付きます。
また、ロストワックスよりも微細な穴(ス)ができやすいです。
そのうえ、焼成後は99%以上銀になります。
純銀に近いと柔らかくなるので、繊細なものを作ると変形する恐れがあります。
スの関係から仕上げもちょっと大変なので、自由度は☆2つです。
どっしりとしたモノを作る分には良いかと思われます。
ひとまずお手軽にオリジナルアクセサリーを作ってみたい方にオススメ。
手の込んだものを作りたくなったらロストワックスの方が良いかもしれません。
既製部品を組み合わせる
始めやすさ:☆☆☆
自由度:☆
「アクセサリー パーツ」などで検索するとたくさんお店が出てきます。
あとは好きなパーツを選んで購入・組み立てるだけなので、始めやすさは☆3つです。
接着剤を使って宝石をくっつけたりもできます。
レジンもつかえばオリジナリティも出していけそう。
とはいえ、パーツという制限がある以上、自由度は限られます。
種類こそ多いものの、自分でパーツそのものを作れるわけではないですからね。
特にリングは人によって号数が違うので、ちょっと苦しい印象。
よって自由度は☆です。
発想力、構成力のある方にオススメ。
数をそろえやすいので、バザーなどとも相性が良いかも。
以上、思い付く限り6つ選んでみました。
やってみようかな、と思えるものはあったでしょうか?
悩んでいる間に熱が冷めてしまうのは、非常にもったいないです。
思い切りよく第一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
それでは。