月桂樹リングを彫ってみよう 前編 彫金アクセサリー教室
2018
16
こんにちは。
こちらは彫金アクセサリー教室です。
いよいよ、ですね。
彫金アクセサリー教室の一番最初の記事で、
扱うリングとして挙げた「月桂樹のリング」。
2016年5月16日に最初の記事を上げたので、
実に2年以上の時を経てやっと月桂樹をリングに彫るところまで来れました。
時間がかかりすぎというべきか、よくぞここまで続いたと思うべきか・・・。
それではさっそく月桂樹やっていきましょう。
前回と同じように中心に線を引きましょう。

リングの太さは前回と同じくらいで大丈夫です。
ただ、リングの号数だけは変えても良いかもしれません。
なぜなら、リングの彫りは基本的に小さい号数になるほど難易度が増すためです。
銅管でやってもOKですが、
前回いまいち上手くできなかったな~という方は、
ちょっと大きめの号数のリングで挑戦するとやりやすいでしょう。
なお、今回使用するタガネは曲線用の片切タガネです。
作っていない方は、この機会にぜひ作ってみてください。
月桂樹は以下の3STEPの順で彫っていけば大丈夫です。
STEP1
まずは中心線に沿って真っすぐめに彫って

STEP2
急カーブ

STEP3
そして、端の近くまでいったら幅の広くなる彫り。

このSTEP1~3ができれば、月桂樹を彫ることができます。
あとは、これを逆サイドでも同じように彫ります。

これを繰り返せば、月桂樹の基本形が完成です。

初めのうちは左右対称が難しいかもしれません。
STEP1~3に進むごとにタガネを止めて
一回一回逆サイドを確認すると間違いが少なくなります。
STEP1~3を変化させると見た目がかなり変わります。
例えば、STEP1を長めに彫ると長細い葉っぱになります。
色々変えて自分の好みの月桂樹を探してみましょう。
下の写真はちょっと変化を加えています。
見にくいかもしれませんが、最後の月桂樹の葉っぱが長細くなっているのがわかるでしょうか?。

月桂樹は側面にバリが出やすいです。

こういった側面のバリはキサゲという道具で取り除くことが多いです。
キサゲは売ってもいますが、自分で作ることもできます。
月桂樹が終わったら紹介したいですね。
キサゲは切れ味がそこまで必要とされない分、タガネよりも難易度は低いでしょう。
私は折れてしまったヤスリを加工してつくりました。
タガネより簡単とはいえ、リューターやグラインダーの無い方は作るのも一苦労です。
わざわざ作るのはちょっと面倒くさいなという方は、
ヤスリで削って取り除いても、もちろんOK。
お好きな方を選んでください。
ちなみに、ちょっと前の回でも月桂樹彫金の解説をしています。
説明の仕方が異なるので、分かりにくかった人はコチラも読んでやってください。
「月桂樹を彫ろう 彫金アクセサリー教室」
次回は月桂樹に飾りなどを+αしていきます。
彫金教室では様々な技術を紹介しております。
よろしければのぞいて行ってください。
それでは。
こちらは彫金アクセサリー教室です。
いよいよ、ですね。
彫金アクセサリー教室の一番最初の記事で、
扱うリングとして挙げた「月桂樹のリング」。
2016年5月16日に最初の記事を上げたので、
実に2年以上の時を経てやっと月桂樹をリングに彫るところまで来れました。
時間がかかりすぎというべきか、よくぞここまで続いたと思うべきか・・・。
下準備
それではさっそく月桂樹やっていきましょう。
前回と同じように中心に線を引きましょう。

リングの太さは前回と同じくらいで大丈夫です。
ただ、リングの号数だけは変えても良いかもしれません。
なぜなら、リングの彫りは基本的に小さい号数になるほど難易度が増すためです。
銅管でやってもOKですが、
前回いまいち上手くできなかったな~という方は、
ちょっと大きめの号数のリングで挑戦するとやりやすいでしょう。
なお、今回使用するタガネは曲線用の片切タガネです。
作っていない方は、この機会にぜひ作ってみてください。
月桂樹の彫金は3STEP
月桂樹は以下の3STEPの順で彫っていけば大丈夫です。
STEP1
まずは中心線に沿って真っすぐめに彫って

STEP2
急カーブ

STEP3
そして、端の近くまでいったら幅の広くなる彫り。

このSTEP1~3ができれば、月桂樹を彫ることができます。
あとは、これを逆サイドでも同じように彫ります。

これを繰り返せば、月桂樹の基本形が完成です。

初めのうちは左右対称が難しいかもしれません。
STEP1~3に進むごとにタガネを止めて
一回一回逆サイドを確認すると間違いが少なくなります。
月桂樹彫金の変化
STEP1~3を変化させると見た目がかなり変わります。
例えば、STEP1を長めに彫ると長細い葉っぱになります。
色々変えて自分の好みの月桂樹を探してみましょう。
下の写真はちょっと変化を加えています。
見にくいかもしれませんが、最後の月桂樹の葉っぱが長細くなっているのがわかるでしょうか?。

側面のバリ
月桂樹は側面にバリが出やすいです。

こういった側面のバリはキサゲという道具で取り除くことが多いです。
キサゲは売ってもいますが、自分で作ることもできます。
月桂樹が終わったら紹介したいですね。
キサゲは切れ味がそこまで必要とされない分、タガネよりも難易度は低いでしょう。
私は折れてしまったヤスリを加工してつくりました。
タガネより簡単とはいえ、リューターやグラインダーの無い方は作るのも一苦労です。
わざわざ作るのはちょっと面倒くさいなという方は、
ヤスリで削って取り除いても、もちろんOK。
お好きな方を選んでください。
ちなみに、ちょっと前の回でも月桂樹彫金の解説をしています。
説明の仕方が異なるので、分かりにくかった人はコチラも読んでやってください。
「月桂樹を彫ろう 彫金アクセサリー教室」
次回は月桂樹に飾りなどを+αしていきます。
彫金教室では様々な技術を紹介しております。
よろしければのぞいて行ってください。
それでは。