バリカタな緋色銅を目指して
2018
02
こんにちは。
今回は緋色銅の欠点である強度についてです。
(緋色銅の説明はコチラ)
緋色銅は、当然銅であるために柔らかいです。
しかし、アクセサリーにするうえで、やはり柔らかいというのは良くありません。
これまで、コーティング剤を変えたり叩いて密度を上げたりして
ちょっとでも硬い銅になるよう苦心してきました。
でも、やはり限界がありました。
そこで、バリカタな緋色銅を目指して素材そのものに手を加えることにしました。
(注:バリカタとは、九州地方でとても硬い意味。)
金属は混ぜて合金にすると硬くなります。
つまり、硬くしたいなら銅に何かを混ぜればよいのです。
今回は、色味に影響の少ない銀を5%混ぜました。
銅の強度を補うには別の金属を混ぜること。
それは、実は前から分かってはいました。
ただ、圧倒的に手間暇が増え、それを値段に転嫁させざるを得なくなります。
銅である以上、できるだけリーズナブルしたかった・・・。
だからこそ別の方法を探していたのですが、
やっぱりこの方法しかなかったなぁ、という感じです。
さっそく線を作りました。
か、かたい・・・。
ちょっと力を入れましたが、あまり曲がりません。

線引きして作るのも一苦労でした。
硬いせいで、エンマで挟んだところが2度ほど切れてしまいましたからね。
次は、もうちょっと上手くやりたいところです。
銅そのものの色味はちょっと白めですね。
写真では分かりづらいかな。

完成品は、作品&商品紹介でお見せします。
追記:「緋色銅 バリカタ!」完成品はコチラ
それでは。
今回は緋色銅の欠点である強度についてです。
(緋色銅の説明はコチラ)
緋色銅は、当然銅であるために柔らかいです。
しかし、アクセサリーにするうえで、やはり柔らかいというのは良くありません。
これまで、コーティング剤を変えたり叩いて密度を上げたりして
ちょっとでも硬い銅になるよう苦心してきました。
でも、やはり限界がありました。
そこで、バリカタな緋色銅を目指して素材そのものに手を加えることにしました。
(注:バリカタとは、九州地方でとても硬い意味。)
合金にすると硬くなる
金属は混ぜて合金にすると硬くなります。
つまり、硬くしたいなら銅に何かを混ぜればよいのです。
今回は、色味に影響の少ない銀を5%混ぜました。
圧倒的に増える手間暇
銅の強度を補うには別の金属を混ぜること。
それは、実は前から分かってはいました。
ただ、圧倒的に手間暇が増え、それを値段に転嫁させざるを得なくなります。
銅である以上、できるだけリーズナブルしたかった・・・。
だからこそ別の方法を探していたのですが、
やっぱりこの方法しかなかったなぁ、という感じです。
か、かたい・・・。
さっそく線を作りました。
か、かたい・・・。
ちょっと力を入れましたが、あまり曲がりません。

線引きして作るのも一苦労でした。
硬いせいで、エンマで挟んだところが2度ほど切れてしまいましたからね。
次は、もうちょっと上手くやりたいところです。
銅そのものの色味はちょっと白めですね。
写真では分かりづらいかな。

完成品は、作品&商品紹介でお見せします。
追記:「緋色銅 バリカタ!」完成品はコチラ
それでは。