イチゴいちごのシルバーリング
2018
29
こんにちは。
こちらは、手彫り工房の作品&商品紹介です。
お店のページはコチラ イチゴいちごのシルバーリング
まず作る時に迷ったのは、何をどこまで彫るかということでした。
最初はツルを唐草の模様のようにかなりカッチリ彫りこんだのですが、
イチゴの実の存在感が食われてしまうという事態になりました。
そこで、イチゴの実を中心に大きく彫ることにしました。
もちろん、実の大切な要素たる種もしっかり彫ります。
種一粒につき片切タガネを左右2回入れて山型にしました。
初めは線彫りでちょこっと彫るだけにしようとしたのですが、種っぽさが出なかったんですよね。

イチゴの種を彫る時は気が抜けませんでした。
単に小さいだけではなく、種の方向や配置などにも気を配る必要があるためです。
1mmも無い彫りなのに、ちょっとしたミスが命取り。
彫金は奥が深いです。
ところで雑学なのですが、いつもイチゴの実だと思っているものは偽果と呼ばれるもので、
本当の果実は種だと思っている部分だったりします。
ただ、それを前提で書くとややこしいことになるので、
ここでは種を彫るとしています。
イチゴは葉っぱの付き方にも特徴があります。
一か所に3枚の子葉が付いていて、やや丸い形。
写真では分かりにくいですがフチにすこしギザギザ(鋸歯)を付けています。

イチゴのツルと花も欲張って彫りました。
詰め込み過ぎないように、細く小さく。
先にも書きましたが、あまり緻密に彫るとメインたるイチゴの果実の存在感を食ってしまいます。

バランスや配置などをよく考えさせられた模様でした。
それでは。
こちらは、手彫り工房の作品&商品紹介です。
お店のページはコチラ イチゴいちごのシルバーリング
イチゴの種を彫る
まず作る時に迷ったのは、何をどこまで彫るかということでした。
最初はツルを唐草の模様のようにかなりカッチリ彫りこんだのですが、
イチゴの実の存在感が食われてしまうという事態になりました。
そこで、イチゴの実を中心に大きく彫ることにしました。
もちろん、実の大切な要素たる種もしっかり彫ります。
種一粒につき片切タガネを左右2回入れて山型にしました。
初めは線彫りでちょこっと彫るだけにしようとしたのですが、種っぽさが出なかったんですよね。

イチゴの種を彫る時は気が抜けませんでした。
単に小さいだけではなく、種の方向や配置などにも気を配る必要があるためです。
1mmも無い彫りなのに、ちょっとしたミスが命取り。
彫金は奥が深いです。
ところで雑学なのですが、いつもイチゴの実だと思っているものは偽果と呼ばれるもので、
本当の果実は種だと思っている部分だったりします。
ただ、それを前提で書くとややこしいことになるので、
ここでは種を彫るとしています。
葉っぱはギザギザ
イチゴは葉っぱの付き方にも特徴があります。
一か所に3枚の子葉が付いていて、やや丸い形。
写真では分かりにくいですがフチにすこしギザギザ(鋸歯)を付けています。

ツルと花
イチゴのツルと花も欲張って彫りました。
詰め込み過ぎないように、細く小さく。
先にも書きましたが、あまり緻密に彫るとメインたるイチゴの果実の存在感を食ってしまいます。

バランスや配置などをよく考えさせられた模様でした。
それでは。