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手彫り工房ブログ

手彫り工房のオフィシャルブログです。金属彫ってます。彫ってます。

フラックスを作ろう 彫金アクセサリー教室

2017
03
こんにちは。

こちら彫金アクセサリー教室です。

今回と次回はロウ付け(実際に火を使う)までの準備編になります。
じっくり準備していきましょう。

フラックスは酸化膜を除去し、ロウを流れやすくするため使います。
ロウ付け1 (29)

フラックスを作ろう


今回は、フラックスを作っていきます。
方法は簡単。限界まで水にホウ砂を混ぜるだけ、です。
ホウ砂の飽和水溶液をつくれば、それがフラックスです。

普通に水に混ぜても良いですが、お湯に溶かすとより確実です。
冷めた時に結晶が出てきますが、底に結晶があるくらいがちょうどよいです。
水で混ぜた場合も、どうしても溶けなかった残りがあるくらいにしましょう。
ホウ砂の針状結晶(彫金フラックス) (3)

できれば、混ぜ終わったフラックスは一晩と言わずとも1,2時間おいておきたいですね。
経験上、かなりしっかり混ぜてもムラがあるというか、なじんでいない感じがするのです。
混ぜ終わったばかりのフラックスだとロウ付け失敗率が高い気がします。
あくまで私の経験なので、みなさんも試してみてほしいです。

竹串を一晩つけておく。


フラックスは竹串につけて使用します。
竹串は一般的な、どこにでもある細いものですね。

竹串は新品だと使いにくいので、一晩先端をフラックスに漬けておいてください。
水ではなく、フラックスに、ですよ。
竹串とフラックス

一晩つけておくと竹串がしっかりフラックスを含むようになり、
ロウ付けするところに付けやすくなるのです。
新品でも使えますが、使いやすさが段違いです。




ここからちょっと余談・・・

実は、「ロウが広がっちゃうからフラックス少ない方が良い」という意見の方もいます。
少ない方が良い派の方はふつうに新品の竹串を使うと思いますが、ここでは漬けたものを使います。
理由は、単純に多めに付けた方がロウ付けしやすいからです。
(あまりに多すぎるのも、とある理由からロウ付けしにくくなりますが、詳しくは後の回でやっていきます。)
それに、漬けた竹串でもフラックス量は調整できます。

初めのうちは、ロウの広がりなんかは気にしない方が良いです。
それよりも、まずは成功させることが重要なのです。
フラックスを減らすなら、ひとまずはロウ付けできるようになってから調整していきましょう。


それでは。