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手彫り工房ブログ

手彫り工房のオフィシャルブログです。金属彫ってます。彫ってます。

唐草を彫ろう 彫金アクセサリー教室

2017
22
こんにちは。

こちらは彫金アクセサリー教室です。

さて、今回は唐草を彫っていきましょう。
唐草は色んなパターンがありますが、今回はこのオーソドックスなタイプを彫ってまいりましょう。

彫るのはシンプルで伝統的な唐草


毛彫りだけの唐草もありますが、今回彫るのはこんなのです。
karakusa 彫金教室

ズームにしているのでパッと見汚いですが、実際に彫るのは体感でこれくらいの小ささになります。
karakusa 彫金教室ズーム

図の方がわかりやすい・・・かな。
写真とは左右逆になってます。
karakusa 彫金アクセサリー教室
7年ほど前のペンタブを使って書いてみました。

いけそうな人はさっそく彫ってみよう。


図を見て、これだけでいけそう!と思った方は、下を読まずにさっそく彫ってみましょう。
彫れたら自信が付きますし、彫れなくても色々考えることになりますからどちらにしろOKです。

とはいえ、彫れても下の説明はさっと読んでくれるとありがたいです。
気づきがあるかもしれません。

ちょっと難しそうだな、という方は無理せず説明呼んでから行きましょう。

まずは下書きならぬ下彫り


慣れればあまり要らなくなりますが、初めのうちは下書きならぬ下彫りを彫っていきましょう。
図や写真では横向きでしたが、実際に彫るのは縦向きです。

幅いっぱいに蛇行した線を毛彫りで彫っていきます。
karakusa 彫金教室 蛇行

例として下彫りしたこの部分を進めていきます。
ヤマ成りになっている部分の内側です。
karakusa 彫金教室 蛇行2

巻きを彫る


クルっとした「巻き」を片切タガネで彫っていきましょう。
うっかり一か所次の段階の「幅広くなる彫り」も彫っちゃってますが、見逃してください。
karakusa 彫金教室3
上の写真では蛇行した線に沿うように彫っています。
完全に下彫りの上を彫っているわけではありません。

みなさんも写真のように沿わせて彫っても良いですし、
どうも上手くいかないなと思ったら下彫りの上を彫ってみても良いです。
私は練習にも見栄え的にもこちらの方が良いかなと思っていますが、
ここは個人の自由です。

次に「幅の広くなる彫り」を巻きの内側に彫っていきましょう。
上の写真で一か所だけ彫ってしまっていましたが、見逃してください。(2回目)
karakusa 彫金教室

ここまで彫れたら、巻きの外側に2か所「幅の広くなる彫り」で完成です。
karakusa彫金教室4
下彫りを幅いっぱいに蛇行させないと、このように開いた感じになってしまうので注意しましょう。

あとはこれを連続して彫っていけばOKです。

下彫りの蛇行した線の間隔や幅などを変えていくと印象も変わります。
色々と試してみましょう。

巻きが太すぎると・・・


巻きが太すぎると・・・
karakusa 彫金教室太い巻き

karakusa 彫金教室 太い巻き2
このように巻きの内側のスペースが小さくなり、模様が彫りにくくなります。
巻きの彫りそのものを強調するタイプの唐草ならOKですが、
今回は巻きの内側の部分がメインなのでイマイチです。
タガネをすぼめる感じで彫れば細く彫れるので、試してみてください。

もっとキレイに彫りたいんだ!


何ズームしてるからとか言い訳してんねん。ワイはもっとキレイに彫りたいんや!
という方へ。
気持ちわかります。

おそらく、今回バリがよくでたり、なんか上手くキマらないなぁという方もおおいハズ。
そんな方のために、次回は「巻き」と「金属でタガネを変えること」について書きます。

それでは。