宝石よ,輝け!!~輝きは屈折率?!~
2015
20
こんにちは!
今回は,宝石の輝きについてやっていきたいと思います。
カットされた宝石は,光り輝いています。
ただ,当然,水晶とダイヤモンドの輝きは違うわけです。
ダイヤモンドの方がキラッキラしてますよね。
↓一番きれいに輝いているのは,君の瞳さ・・・・というのはナシで(笑)

宝石の輝きの違いは,ズバリ屈折率によるものです。
屈折率,中学理科でやりましたね?!
・・・・・・・
(前にこの話をリアルでナガナガと話した結果うっとうしがられたので,やめたほうが良いですね・・・)
まぁ,細かいことは置いといて,屈折率の大きい宝石は,輝きも強い。
ただ,この屈折率は宝石に油がついたりするとガタ落ちします。(←言い方が正確ではないけど,わかりやすさ優先で)
特にダイヤモンドは油脂と仲良しなので,こまめにふいてあげてください。
宝石やアクセサリーを選ぶときは,この屈折率も参考にすると,どれくらい輝きが強いのかわかります。
実際に有名な宝石の屈折率をみてみましょう。
ダイヤモンド------------>2.417
キュービックジルコニア--->2.15~2.18
サファイヤ(コランダム)--->1.758~1.770
トパーズ-------------->1.610~1.638
エメラルド------------->1.570~1.588
水晶----------------->1.544~1.553
屈折率をみると,ダイヤモンドが大きい!
やっぱり,あの輝きはダテじゃなかった!!
人造宝石として流通するキュービックジルコニアも実はダイヤモンドに迫る屈折率です。
恐るべし,科学の力
まぁ,天然のジルコニアもありますがね。
ということでナンバー1はやっぱりダイヤモンドか・・・。
と,誰しもが思ったその時
まさかのダークホースが!!!!!
我こそNO.1!!!!そう,このルチルこそが!!!!!!!!
ルチル・・・屈折率2.62~2.90
一番輝く宝石は,ルチルでした。
針入り水晶ってありますよね?
ルチルはあの黒い針の部分です。天然では無色透明は珍しいです。
ギラギラしてるとよく言われますね。キラキラではなく。
だから,キレイなのはやっぱりダイヤモンドの方じゃないか,と言われています。
ただ,もうそれは人の好みの領域です。
デザイン的にも,ダイヤよりルチルの方が良い・・ということは十分にあり得ます。
とにかくダイヤ,ダイヤだけではなく,
色んな宝石を知っていただけるとうれしく思います。
余談その1
ルチルの補足
無色透明ルチルは天然ではかなり珍しいです。
そのため,流通する無色透明のルチルはほとんど人工的に作った宝石です。
輝きすぎるために廃れて(すたれて)いる感があります。
そりゃ大きいメインストーンとして使えばそうなるよなぁ・・・。
輝きが強いなら,メレという小さい宝石として使うというのもアリ。
あとは,やっぱりガンガン光っているのが良い,という方やそういったデザインにはうってつけかと。
ちなみに屈折率の値の幅が大きいのは,複屈折という性質のためです。
見る角度によって,屈折率が異なります。
余談その2
もっと細かく輝きについて語りだすと・・・。
宝石のカットなども見ていきたいところです。
例えば,じん性の低い宝石などはカットに制限があるので最大限に輝きが引き出せなかったりします。
といっても,キリがないので,ここでは屈折率のみ。
いつかそういったことも書きたいですねぇ・・。
今回は,宝石の輝きについてやっていきたいと思います。
カットされた宝石は,光り輝いています。
ただ,当然,水晶とダイヤモンドの輝きは違うわけです。
ダイヤモンドの方がキラッキラしてますよね。
↓一番きれいに輝いているのは,君の瞳さ・・・・というのはナシで(笑)

宝石の輝きの違いは,ズバリ屈折率によるものです。
屈折率,中学理科でやりましたね?!
・・・・・・・
(前にこの話をリアルでナガナガと話した結果うっとうしがられたので,やめたほうが良いですね・・・)
まぁ,細かいことは置いといて,屈折率の大きい宝石は,輝きも強い。
ただ,この屈折率は宝石に油がついたりするとガタ落ちします。(←言い方が正確ではないけど,わかりやすさ優先で)
特にダイヤモンドは油脂と仲良しなので,こまめにふいてあげてください。
宝石やアクセサリーを選ぶときは,この屈折率も参考にすると,どれくらい輝きが強いのかわかります。
実際に有名な宝石の屈折率をみてみましょう。
ダイヤモンド------------>2.417
キュービックジルコニア--->2.15~2.18
サファイヤ(コランダム)--->1.758~1.770
トパーズ-------------->1.610~1.638
エメラルド------------->1.570~1.588
水晶----------------->1.544~1.553
屈折率をみると,ダイヤモンドが大きい!
やっぱり,あの輝きはダテじゃなかった!!
人造宝石として流通するキュービックジルコニアも実はダイヤモンドに迫る屈折率です。
恐るべし,科学の力
まぁ,天然のジルコニアもありますがね。
ということでナンバー1はやっぱりダイヤモンドか・・・。
と,誰しもが思ったその時
まさかのダークホースが!!!!!
我こそNO.1!!!!そう,このルチルこそが!!!!!!!!
ルチル・・・屈折率2.62~2.90
一番輝く宝石は,ルチルでした。
針入り水晶ってありますよね?
ルチルはあの黒い針の部分です。天然では無色透明は珍しいです。
ギラギラしてるとよく言われますね。キラキラではなく。
だから,キレイなのはやっぱりダイヤモンドの方じゃないか,と言われています。
ただ,もうそれは人の好みの領域です。
デザイン的にも,ダイヤよりルチルの方が良い・・ということは十分にあり得ます。
とにかくダイヤ,ダイヤだけではなく,
色んな宝石を知っていただけるとうれしく思います。
余談その1
ルチルの補足
無色透明ルチルは天然ではかなり珍しいです。
そのため,流通する無色透明のルチルはほとんど人工的に作った宝石です。
輝きすぎるために廃れて(すたれて)いる感があります。
そりゃ大きいメインストーンとして使えばそうなるよなぁ・・・。
輝きが強いなら,メレという小さい宝石として使うというのもアリ。
あとは,やっぱりガンガン光っているのが良い,という方やそういったデザインにはうってつけかと。
ちなみに屈折率の値の幅が大きいのは,複屈折という性質のためです。
見る角度によって,屈折率が異なります。
余談その2
もっと細かく輝きについて語りだすと・・・。
宝石のカットなども見ていきたいところです。
例えば,じん性の低い宝石などはカットに制限があるので最大限に輝きが引き出せなかったりします。
といっても,キリがないので,ここでは屈折率のみ。
いつかそういったことも書きたいですねぇ・・。