Engrave with!!
手彫り工房ブログ

手彫り工房のオフィシャルブログです。金属彫ってます。彫ってます。

タガネの研ぎ時とは。彫金アクセサリー教室5-1

2017
01
こんにちは。

こちらは彫金アクセサリー教室です。

曲線の彫りに慣れてきたところで、
ちょっとだけメンテナンス方面にも水を向けて参ります。

タガネはすり減る


最初はビシッと彫れたタガネも、使っているうちに摩耗してきます。
ある程度すり減ったら研がなければいけません。
しかし、油断してると「まだイケる、・・・まだイケる」と研ぎを先延ばしにしてしまいがちです。
あまり研がずにいると、刃が修復不能になってしまうことも。
(そうなったらなったで、作り直せばよいだけですが。)

今回は、そんなタガネの研ぎ時についてのお話です。

見破れるか?!タガネの研ぎ時。


タガネの研ぎ時 (6)
さて、上の写真はすでにタガネの研ぎ時を過ぎております。
見破れたでしょうか?

もっとアップにしてみると・・・
タガネの研ぎ時 (1)
角が丸くなっていることがわかるでしょうか?
しかも、左右で丸くなり方が異なります。
片方でも丸くなったら、しっかりといでやりましょう。

裏むけてみると・・・
タガネの研ぎ時 (4)
こちらの方がわかりやすいかも。

こんな風に目に見えて角が丸くなっていたら、すぐに研いでください。

目に見えて丸くなる前に研ぐ。


今回は、すでに角が丸くなってしまったタガネを取り上げました。
しかし、本来は目で確認できるようになる前に研ぐのがベストです。

研ぎのタイミングを見極めるコツとしては、彫っているときの違和感です。
角が丸くなると、
同じ強さで叩いて彫ってもタガネが進まなくなったり、
滑って引っかかりのない感じになります。

最初は難しいかもしれませんが、余裕ができたらちょっと意識してみてください。


それでは。