曲線を彫ってみよう 彫金アクセサリー教室4-2
2017
23
こんにちは。
いよいよ曲線を彫っていきます。
こちらは彫金アクセサリー教室バックナンバーです。
まずは自分が作ったタガネでしっかり彫れるのか試してみましょう。

極端に彫りにくかったり、
ゆるいカーブでバリがたくさんでたら、
ちょっと作り直した方が良いかもしれません。
あと、初めて曲線を彫るときは何度かオタフク槌で指を叩くことになります。
あまりにも何度もたたいて痛い場合は
休憩を挟みながらやるか、
いったんゆるいカーブで彫ってみてください。
やっていればそのうち慣れてほとんど指を叩かなくなります。
次に、正確に曲線を彫れるかどうか試してみましょう。
ケガキと呼ばれる線を引くための道具を使います。

私は赤タガネのメン一号で自作しています。
ちょっと手元にないなぁという方は、釘でも一応代用できますので試してみてください。
カニコンパスは円を書くための道具です。
半円を連続して書くことで規則正しい曲線が書けます。
リングを彫る時にも役立つので、ひとつ持っていると非常に便利です。


次はバリが出ないように彫ってみましょう。
そして、どれくらいのカーブでバリが出るかというのも把握しておくとよいです。
また、どうしてもバリが出やすい彫りというのもあります。

例えば上の写真では、両方直径の1.5mmくらいの円を彫っているのに、
左だけバリが出ています。
これはどういうことかといいますと・・・。
このように、円やカーブの外側に力がかかる彫りの場合、
非常にバリが出やすくなります。
(図は左手にタガネ、右にオタフク槌をもっている設定)
逆に、内側に力がかかる彫りはバリが出にくいです。
(図は左手にタガネ、右にオタフク槌をもっている設定)
力のかかる場所が内周か外周かでバリの出方は大きく変わります。
できるだけ内側に力がかかるように彫る方が楽できれいです。
しかし、模様の関係で外側に力がかかる彫りをしたい場合もあります。
急カーブだと特に外側はつらいかもしれません。
ただ、バリが出たら出たでやりようはあります。
バリ絶対ダメ、ではなく
どれくらいでバリが出るのかの把握
バリが出た時のケアの方法
ということが大切ですね。
ケアの方法はいつか扱いたいと思っております。
曲線に慣れてきたら、意識的に幅を変えて彫ってみましょう。

幅を上手に変えられるようになると、
様々な模様を彫れるようになるうえに、色々応用もできるようになります。
そして幅がOKになったら、今度は深さも意識してみてください。
深く彫ろうとすればするほど、カーブが難しくなります。
タガネによっても彫れる深さが変わってくるので、いろいろ試してみると面白いです。
それでは。
いよいよ曲線を彫っていきます。
こちらは彫金アクセサリー教室バックナンバーです。
自由に(適当に)彫ってみる
まずは自分が作ったタガネでしっかり彫れるのか試してみましょう。

極端に彫りにくかったり、
ゆるいカーブでバリがたくさんでたら、
ちょっと作り直した方が良いかもしれません。
あと、初めて曲線を彫るときは何度かオタフク槌で指を叩くことになります。
あまりにも何度もたたいて痛い場合は
休憩を挟みながらやるか、
いったんゆるいカーブで彫ってみてください。
やっていればそのうち慣れてほとんど指を叩かなくなります。
ケガキかカニコンパスで線を引く
次に、正確に曲線を彫れるかどうか試してみましょう。
ケガキと呼ばれる線を引くための道具を使います。

私は赤タガネのメン一号で自作しています。
ちょっと手元にないなぁという方は、釘でも一応代用できますので試してみてください。
カニコンパスは円を書くための道具です。
半円を連続して書くことで規則正しい曲線が書けます。
リングを彫る時にも役立つので、ひとつ持っていると非常に便利です。


バリが出ないように彫る
次はバリが出ないように彫ってみましょう。
そして、どれくらいのカーブでバリが出るかというのも把握しておくとよいです。
また、どうしてもバリが出やすい彫りというのもあります。

例えば上の写真では、両方直径の1.5mmくらいの円を彫っているのに、
左だけバリが出ています。
これはどういうことかといいますと・・・。
このように、円やカーブの外側に力がかかる彫りの場合、
非常にバリが出やすくなります。

逆に、内側に力がかかる彫りはバリが出にくいです。

力のかかる場所が内周か外周かでバリの出方は大きく変わります。
できるだけ内側に力がかかるように彫る方が楽できれいです。
しかし、模様の関係で外側に力がかかる彫りをしたい場合もあります。
急カーブだと特に外側はつらいかもしれません。
ただ、バリが出たら出たでやりようはあります。
バリ絶対ダメ、ではなく
どれくらいでバリが出るのかの把握
バリが出た時のケアの方法
ということが大切ですね。
ケアの方法はいつか扱いたいと思っております。
幅を変えて彫る練習
曲線に慣れてきたら、意識的に幅を変えて彫ってみましょう。

幅を上手に変えられるようになると、
様々な模様を彫れるようになるうえに、色々応用もできるようになります。
そして幅がOKになったら、今度は深さも意識してみてください。
深く彫ろうとすればするほど、カーブが難しくなります。
タガネによっても彫れる深さが変わってくるので、いろいろ試してみると面白いです。
それでは。