Engrave with!!
手彫り工房ブログ

手彫り工房のオフィシャルブログです。金属彫ってます。彫ってます。

楽にタガネをつくるなら、リューターかグラインダーをゲットしよう。

2017
20
こんにちは。

こちらは彫金アクセサリー教室です。

彫金は彫る前に自分で道具を作らなければなりません。
しかし、2-12-2でやったように、ヤスリ削ってでタガネをつくるのはけっこう骨の折れる作業です。
ヤスリを使う練習にはなりますが、彫る前にエネルギーを使い果たしてしまっては本末転倒です。
ということで、今回は楽にタガネを作る方法を紹介します。
リューターで青タガネを研ぐ (3)

楽にタガネを作るなら


楽にタガネを作るなら、リューターかグラインダーをゲットしましょう。
特にリューターは彫金で重要な工具ですので、続けていくつもりなら買った方がよいですね。

使うタガネ株は赤ではなく青タガネです。もちろん赤でもできます。
青タガネは焼き入れ焼き戻しが必要なく、赤タガネより硬いのが特徴です。
硬いので、ヤスリでの成形には向きません。

ヤスリでタガネを作るのも技術なら、リューター・グラインダーで作るのも技術です。
楽ですがヤスリよりも簡単というわけではありません。
同時に、リューター・グラインダーといった回転工具を扱う技術も彫金では大切です。

リューター


リューターとダイヤモンドディスクの組み合わせでタガネを作ることができます。

amazonでもマンドレルと検索するとたくさん出てきます。
上記のものはダイヤモンドカッターですが、タガネの成形くらいならイケるはずです。
私もダイヤモンドカッターでよくやります。

リューターは安いものから高いものまでピンキリですが、
彫金を今後も続けていくなら2万円くらいのものがオススメですね。
ビット込みでセット販売しているシーフォースはオススメです。
リューターは先端(リュータービッド)を変えることでいろいろなことをこなせます。
研磨から穴あけまでなんでもゴザレで汎用性がとても高いです。
ただ、パワーや削れる面積はグラインダーに劣ります。

グラインダー


ベンチグラインダー・双頭グラインダー・卓上グラインダーというものです。
手にもって使うのではなく、置いて使うタイプです。
色々なディスクをつけることで、磨いたり削ったりができます。
私は便利なので普通の刃物研ぎでも使えるタイプのものを買っています。
種類は本当にたくさんあるので、レビューやサイズ、価格と相談して買えば大外れを引くことはないでしょう。
ディスクも購入しないといけない場合もあるので、そこも同時に見ておきたいところですね。

グラインダーはパワーがあるので大きいものもイケます。
欠けた包丁の研ぎなどはこれがあるだけで大分違いますね。
ディスクを変えれば広い面積の磨きなどにも使えます。
価格はリューターより安く、数千円で十分なものが買えます。
ただ、リューターほどの汎用性がないことと、重くて場所をとるのがデメリットです。

回転工具は基本手袋をしない。


最後にちょっとだけ注意を。

リューターもグラインダーもいわゆる回転工具というものです。
回転工具を扱うときは基本的に手袋をしないようにしましょう。
理由は巻き込まれるから、です。
力の弱いリューターならまだ良いですが、グラインダーは大けがしかねないです。
手は多少汚れるかもしれませんが、安全最優先でいきましょうね。

次回は青タガネを成形していきます。