パン切り包丁のなみなみな波刃を研ぐ。
2017
09
こんにちは。
今回は切れなくなったパン切り包丁を復活させます。

パン切り包丁だけあって波打っています。

裏面はこんな感じです。両刃ではなく片刃です。

裏面を見ると波の形が微妙にくずれていることがわかります。
パンを切るだけでもそれだけすり減るということですね。
これを普通の中砥石で研いで、切れ味を復活させます。
普通の包丁のように研いでも多少は切れ味は復活するとは思います。
しかしそれではせっかくの波がどんどん無くなり、最後は凪(なぎ)になってしまいます。
そこで今回は、砥石の角で研いでいきます。
波の凹んでいる部分に合わせて地道に研いでいきましょう。
はじめは押して研ぐことで、とがった砥石の角を削っていきます。
波の形に沿って小刻みに。

砥石がガリガリ削れますが、気にせず研ぎましょう。
そうしていくと、このように角が波刃の形に合わせて丸くなります。

こうなればコッチのもの。
丸くなったところに合わせて小刻みにズリズリ研いでいきましょう。
こんな短い距離でも、ちょっと力を入れれば1波につき3回研ぎくらいでイケました。
薄いパン切り包丁なので、いけたのでしょうね。
これが厚いナイフなんかだったら、もうちょっと距離が欲しいところです。
仕上げに裏面と表面を2,3回軽く普通の包丁と同じように研いだら終了です。
すり減っていた先端だけはちょっと念入りに研ぎました。
毎回同じように研ぐのではなく、刃の様子を見て力加減や回数などを変えてやるとよりうまくできます。
試し切りはこのとおり。

レーズンパンのレーズンもスパッと切れました。
素晴らしい。
このように、手間はかかりますが波刃も研げます。
普通の万能包丁が研げたら波刃も大丈夫です。
別に並々ならぬ努力や並々ならぬ経験や並々ならぬ才能は必要ありません。
でも、普通の包丁が研げないと・・・ちょっと厳しいかな。
それでは。
今回は切れなくなったパン切り包丁を復活させます。

なみなみ波刃を新品並みに。
パン切り包丁だけあって波打っています。

裏面はこんな感じです。両刃ではなく片刃です。

裏面を見ると波の形が微妙にくずれていることがわかります。
パンを切るだけでもそれだけすり減るということですね。
これを普通の中砥石で研いで、切れ味を復活させます。
波刃は角で研ぐ。
普通の包丁のように研いでも多少は切れ味は復活するとは思います。
しかしそれではせっかくの波がどんどん無くなり、最後は凪(なぎ)になってしまいます。
そこで今回は、砥石の角で研いでいきます。
はじめは削るように。
波の凹んでいる部分に合わせて地道に研いでいきましょう。
はじめは押して研ぐことで、とがった砥石の角を削っていきます。
波の形に沿って小刻みに。

砥石がガリガリ削れますが、気にせず研ぎましょう。
そうしていくと、このように角が波刃の形に合わせて丸くなります。

こうなればコッチのもの。
丸くなったところに合わせて小刻みにズリズリ研いでいきましょう。
こんな短い距離でも、ちょっと力を入れれば1波につき3回研ぎくらいでイケました。
薄いパン切り包丁なので、いけたのでしょうね。
これが厚いナイフなんかだったら、もうちょっと距離が欲しいところです。
仕上げに裏面と表面を2,3回軽く普通の包丁と同じように研いだら終了です。
すり減っていた先端だけはちょっと念入りに研ぎました。
毎回同じように研ぐのではなく、刃の様子を見て力加減や回数などを変えてやるとよりうまくできます。
試し切りはこのとおり。

レーズンパンのレーズンもスパッと切れました。
素晴らしい。
このように、手間はかかりますが波刃も研げます。
普通の万能包丁が研げたら波刃も大丈夫です。
別に並々ならぬ努力や並々ならぬ経験や並々ならぬ才能は必要ありません。
でも、普通の包丁が研げないと・・・ちょっと厳しいかな。
それでは。