Engrave with!!
手彫り工房ブログ

手彫り工房のオフィシャルブログです。金属彫ってます。彫ってます。

彫金でオススメの本その1

2015
14
彫金でおすすめの本紹介して参ります!

彫金とは
厳密にいえば,タガネという道具をつかって金属を彫ることです。
しかし,現在はもっと広い意味で使われる傾向があるようです。
そこでこの場では,彫金とは,アクセサリーを作るテクニック全般のことを指します。




本日紹介していく本はこれ!

彫金教室―ジュウリー制作のテクニック



ヒコ・みづの著,彫金教室です。
業界では知らない人はいない,という人ですね。


最初の1冊におすすめです。
薄く広く,技法を載せています。
最初の1冊のとして,オススメできる本です。
いろいろなことが載っているので,上達した後も辞典のような使い方ができます。
値段は高いですが,ずっと役に立ってくれる1冊です。


彫金を始めたい方は,まず全体的にパラパラと見てみると良いでしょう。
そして,その中で,興味を持った技法にまず挑戦してみることをオススメします。
なにしろ,内容が多いので,一番初めからやっていくと大変です。
趣味でやろうと思っている方は,くじけてしまうかもしれません。


例えば,エッチング(金属の一部分を溶かす技法)に興味を持ったなら,
いったんタガネの作り方は置いといて良いわけですね。

まず,習得したい技術を決めて,その技術を会得するためにはどのような基礎が必要なのか??
といったことを逆算するみたいに考えると良いです。


ただし,より専門的な分野をやってみたいと思うなら,もう1冊は専門的な本を買った方が良いでしょう。
あくまで薄く広くなので,しっかりやるには不十分です。
また,著者の趣味・嗜好(しゅみしこう),得意・不得意はしっかり反映されています。

例えば,
大きな宝石の留め方(フクリン留など)はしっかり載っています。
しかし,メレ(ちいさな宝石)を留めるための技法(マス留やレール留など)は,ほとんど載っていません。
毛彫り4点留だけ,だと思います。(違ったらゴメンナサイ)
広く薄くは載っていますが,完全ではないのです。


ただ,最初に書いたように,広く載っているという点でオススメできる1冊です。
彫金のほぼ全てを1冊で網羅する本として,鉄板の一冊!!
これから彫金やってみようという方は是非手にとってみてください。