深海クラゲのMaking
2016
26
こんにちは。
こちらは、クラゲのメイキング(製作過程)記事です。
完成作品はコチラ

部品は多めですが、おおむねスムーズに製作できました。
透明度も高くなく、とても濃い青のサファイア。
メインに据えるには色が暗すぎるし、メレのように使うにはサイズが大きすぎます。

この色の濃いサファイアを上手く使うにはどうしたらいいだろう?と考えた時、このような結論に達しました。
結論:メインにはサファイアを使う、しかしメインテーマは別のものにする。
この「メインテーマ」が、クラゲです。
なぜクラゲにしたか、というのは完全なる思い付きです。
クラゲいいですよね、あのたゆたっている感じがイイです。
まずは金属板から切り出していきます。
クラゲがサファイアを抱くような形にしたいので、触手の分だけ部品が多くなります。
少し複雑な形なので要所要所でイトノコ刃を切り替えていきます。

覆輪(ふくりん)留めの枠づくりは、意外にも繊細な作業です。
上手くゆがみの無いだ円形をヤットコやペンチで作っていきます。
サファイアの大きさぴったり、よりもほんの少しだけ大きめ(0.5mmくらい)に作るのがポイントです。
きれいな覆輪になるかどうかは、この枠づくりでかなり決まってきます。

ザっと研磨してから、部品をくっつけてまいりましょう。
使うは2分ロウ、方法は半溶かし法。
ロウというのは、金属をくっつける接着剤みたいなものです。
こんな炎で熱してくっつけます。

さすがにロウ付けしているシーンは撮れませんでした。
この工程が一番難しいと思うのですが、撮れなくて残念です。
酸化したところをきれいにする酸洗いをしてから、いざ覆輪留(ふくりんどめ)。

留めるだけなら簡単ですが、きれいにやろうとするとコツがいるのがこの覆輪留

留まった後はしっかりめに研磨していきます。

このときサファイアに道具が当たらないように細心の注意を払わなければいけません。
全体の研磨をしてツルツルピカピカにしたところで、ペンチやヤットコをつかって触手を曲げていきます。
こういった道具は既製品を自分で加工したものを使うことが多いです。半分自作、といったところですね。

あとは再度ちょっとした研磨をして完成です。!

作業手順を間違えると失敗するので、私としては学びのある作品でしたね。
それでは。
こちらは、クラゲのメイキング(製作過程)記事です。
完成作品はコチラ

部品は多めですが、おおむねスムーズに製作できました。
始まりはサファイアだった。
透明度も高くなく、とても濃い青のサファイア。
メインに据えるには色が暗すぎるし、メレのように使うにはサイズが大きすぎます。

この色の濃いサファイアを上手く使うにはどうしたらいいだろう?と考えた時、このような結論に達しました。
結論:メインにはサファイアを使う、しかしメインテーマは別のものにする。
この「メインテーマ」が、クラゲです。
なぜクラゲにしたか、というのは完全なる思い付きです。
クラゲいいですよね、あのたゆたっている感じがイイです。
切り出しと部品
まずは金属板から切り出していきます。
クラゲがサファイアを抱くような形にしたいので、触手の分だけ部品が多くなります。
少し複雑な形なので要所要所でイトノコ刃を切り替えていきます。

覆輪(ふくりん)留めの枠づくりは、意外にも繊細な作業です。
上手くゆがみの無いだ円形をヤットコやペンチで作っていきます。
サファイアの大きさぴったり、よりもほんの少しだけ大きめ(0.5mmくらい)に作るのがポイントです。
きれいな覆輪になるかどうかは、この枠づくりでかなり決まってきます。

ロウ付け
ザっと研磨してから、部品をくっつけてまいりましょう。
使うは2分ロウ、方法は半溶かし法。
ロウというのは、金属をくっつける接着剤みたいなものです。
こんな炎で熱してくっつけます。

さすがにロウ付けしているシーンは撮れませんでした。
この工程が一番難しいと思うのですが、撮れなくて残念です。
サファイアを留めよう
酸化したところをきれいにする酸洗いをしてから、いざ覆輪留(ふくりんどめ)。

留めるだけなら簡単ですが、きれいにやろうとするとコツがいるのがこの覆輪留

留まった後はしっかりめに研磨していきます。

このときサファイアに道具が当たらないように細心の注意を払わなければいけません。
全体の研磨をしてツルツルピカピカにしたところで、ペンチやヤットコをつかって触手を曲げていきます。
こういった道具は既製品を自分で加工したものを使うことが多いです。半分自作、といったところですね。

あとは再度ちょっとした研磨をして完成です。!

作業手順を間違えると失敗するので、私としては学びのある作品でしたね。
それでは。