集中力には2種類ある。
2016
10
こんにちは。
彫金は細かい作業であるため、それなりに集中力が必要です。
む~ん
今回はそんな集中力についてです。
集中力には2種類あります。
それは持久力的なものと瞬発力的なものです。
普段何気なく何かしているときに発揮しているのは持久力的な集中力です。
風邪などで体調が悪くなると、とたんにこの持久力がなくなります。
そのため、体調が悪いときの方が存在を意識しやすいです。
対して瞬発力は気合いを入れた時に発揮できる集中力です。
集中、というと一般的にこちらを指すのではないでしょうか。
強い集中力を発揮できる代わり、疲れますよね。
さて、日々しっかり集中力を発揮するのなら、持久力を鍛えたいものです。
具体的には、体調をしっかり整え、精神的な平静を保ち、ストレスを避けることです。
そうすると、何も意識しなくとも集中力を自然と発揮できていきます。
しかし、一度瞬発力的な集中力を手にすると人は「これこそが集中した理想の状態だ」と勘違いします。
すると、集中の仕方がガラリと変わります。
短く強い集中を何度も繰り返すようになります。
例えるならば持久走ではなく、短い時間の集中を繰り返すシャトルランを行うことになるのです。
あまり無理をすると持久力的な集中力は低下します。
例えば、睡眠不足の時は当然集中力が落ちますよね。
しかし、瞬発的な集中力は無理が利きます。
風邪の時だろうが、寝不足だろうが、ガッと自分を追い込むと一時的に強く集中できてしまうのです。
それを繰り返すと、体調が悪くとも集中力が発揮できるようになります。
その結果、自分のコンディションを整えることを軽視しやすくなります。
消耗してようが、具合が悪かろうが、ちょっと無理すればできるという認識になりますよね。
そして、その「ちょっとした無理」を重ねるようになるのです。
一日や一週間なら、瞬発力的な集中力を発揮した方がより成果をあげられるかもしれません。
しかし、年単位、10年単位、一生という長いスパンで見た時、持久力的な集中力を発揮した方が良いに決まっています。
瞬発的な集中力は「ちょっとした無理」を重ね続けます。
本当は「ちょっと」ではない無理でも、集中できれば「ちょっとした無理」の部類に入れてしまいます。
そして、そのうち無理がたたるのです。
持久力的な集中力ならば、無理なくより長い時間集中できます。
むしろ無理をすれば持久力は落ちます。
マラソンと同じで、速く何度も走るより、同じくらいの速度でずっと走り続ける方が早く目的地に着けます。
長いスパンで考えるなら、持久力を鍛えた方がお得なのです。
持久力的な集中力とは、リラックスした状態でこそより良く発揮できるものです。
心身共によりよい状態を保ち、リラックスして何かを行う・・・。
これは簡単なようでいて、なかなかに難しいことですよね。
うっとうしい上司、ピリピリした職場、たまり続ける不満、ストレスが貯まる環境では望むべくもないです。
結局そう考えると、すべては環境を整えることから始まるのかもしれません。
いや、それも当然と言えば当然ですね。
ストレスまみれの状況では、人は十全に力を発揮できないのは当然です。
2種類の集中力、上手く使っていきたいものです。
それでは。
彫金は細かい作業であるため、それなりに集中力が必要です。
む~ん
今回はそんな集中力についてです。
集中力には2種類ある。
集中力には2種類あります。
それは持久力的なものと瞬発力的なものです。
普段何気なく何かしているときに発揮しているのは持久力的な集中力です。
風邪などで体調が悪くなると、とたんにこの持久力がなくなります。
そのため、体調が悪いときの方が存在を意識しやすいです。
対して瞬発力は気合いを入れた時に発揮できる集中力です。
集中、というと一般的にこちらを指すのではないでしょうか。
強い集中力を発揮できる代わり、疲れますよね。
瞬発力でごまかさない。持久力こそ大切
さて、日々しっかり集中力を発揮するのなら、持久力を鍛えたいものです。
具体的には、体調をしっかり整え、精神的な平静を保ち、ストレスを避けることです。
そうすると、何も意識しなくとも集中力を自然と発揮できていきます。
しかし、一度瞬発力的な集中力を手にすると人は「これこそが集中した理想の状態だ」と勘違いします。
すると、集中の仕方がガラリと変わります。
短く強い集中を何度も繰り返すようになります。
例えるならば持久走ではなく、短い時間の集中を繰り返すシャトルランを行うことになるのです。
怖いのは無理が利くこと。
あまり無理をすると持久力的な集中力は低下します。
例えば、睡眠不足の時は当然集中力が落ちますよね。
しかし、瞬発的な集中力は無理が利きます。
風邪の時だろうが、寝不足だろうが、ガッと自分を追い込むと一時的に強く集中できてしまうのです。
それを繰り返すと、体調が悪くとも集中力が発揮できるようになります。
その結果、自分のコンディションを整えることを軽視しやすくなります。
消耗してようが、具合が悪かろうが、ちょっと無理すればできるという認識になりますよね。
そして、その「ちょっとした無理」を重ねるようになるのです。
シャトルランより持久走の方がマラソンは速く走れる。
一日や一週間なら、瞬発力的な集中力を発揮した方がより成果をあげられるかもしれません。
しかし、年単位、10年単位、一生という長いスパンで見た時、持久力的な集中力を発揮した方が良いに決まっています。
瞬発的な集中力は「ちょっとした無理」を重ね続けます。
本当は「ちょっと」ではない無理でも、集中できれば「ちょっとした無理」の部類に入れてしまいます。
そして、そのうち無理がたたるのです。
持久力的な集中力ならば、無理なくより長い時間集中できます。
むしろ無理をすれば持久力は落ちます。
マラソンと同じで、速く何度も走るより、同じくらいの速度でずっと走り続ける方が早く目的地に着けます。
長いスパンで考えるなら、持久力を鍛えた方がお得なのです。
とはいえ、持久力を鍛えるのは難しい。
持久力的な集中力とは、リラックスした状態でこそより良く発揮できるものです。
心身共によりよい状態を保ち、リラックスして何かを行う・・・。
これは簡単なようでいて、なかなかに難しいことですよね。
うっとうしい上司、ピリピリした職場、たまり続ける不満、ストレスが貯まる環境では望むべくもないです。
結局そう考えると、すべては環境を整えることから始まるのかもしれません。
いや、それも当然と言えば当然ですね。
ストレスまみれの状況では、人は十全に力を発揮できないのは当然です。
2種類の集中力、上手く使っていきたいものです。
それでは。