彫るための固定(簡易版):彫金アクセサリー教室 第一章 2-4a
2016
26
こんにちは。
こちらは彫金アクセサリー教室です。バックナンバーはこちら。
今回は、彫るために金属板を固定します。
紹介するやり方は2つ。
今回のは簡易版です。
簡易版のテーマは、安く早く、です。
大きめのC型クランプ2つ。
ヒートクレイ
四角い枠
金属片
小さな鍋
割りばし
です。

↓四角い枠、というのはコレです。

確か何かのお菓子のフタだったもの。一辺が6cmくらい。深さは1㎝くらい。
四角で小さくて浅い皿のようなものがあれば、OKです。寸法はそんなに気にしなくてもいいです。
大きいとヒートクレイがたくさん必要になるかもしれませんがね。
もし、しばらく使う予定なら壊れるかもしれないので金属製のものがおすすめです。
使ったヒートクレイは100gでした。
一個20グラムで販売されていたので、5個分ですね。
枠にもよりますが、多分3~4個でもいけます。
ちなみに、1個300円チョイです。
小さな鍋は安いものでいいので、専用のものを買った方がいいです。
ヒートクレイがくっつきます。
鍋がないなら、インスタントの鍋焼きうどんの空容器なんかでも代用できるかと思います。
あるいは、時間かかるかもしれませんが、ビンの中に入れて湯煎するとかでもOK
すぐに彫ってみたいなら、オタフク槌とタガネも用意してください。

ヒートクレイ茹でましょう。
沸騰したらヒートクレイを投入してください。

石のようだったアイツも、やわらかくなります。
鍋にくっつかないよう、ひっくりかえしたりしましょう。
芯まで柔らかくなったら、とりだして・・・

↑お湯を切れば、素手でも持てます。怖い人は、手の平にゴムが張り付けてあるタイプの手袋を使いましょう。
軍手は使わないでください。ヒートクレイがくっついてやりにくいです。
四角い枠にドーン!

平坦にならして、金属片をこていします。
端っこにちょっとクレイをかぶせてやると効果的です。

固定できたら、柔らかいうちに彫金机までGO
今度は、C型クランプで机に固定します。
まだ柔らかいので跡が付きます。

片方は軽く跡をつけ、もう片方は深くまでメリこませましょう。
めり込ませるとき、クランプにヒートクレイが被さっていると取れなくなるので注意です。

冷めたら、もう一つのクランプも取り付けて完成。

これで、固定できています。
金属板を固定する位置を間違えるとこんな風に被るので注意です。

軽く彫ってみました。問題なく彫れます。

彫り方は、また後程紹介します。お楽しみに。
とはいえ、タガネがしっかりできていれば、思考錯誤すればいけるとは思います。
待ちきれない方は、ぜひやってみてください。
あと、彫れることは彫れますが、音がうるさいですね。
クランプで固定してしまっているのでしょうがないですが、アパートやマンションではやめた方がいいかも。
簡易版ではない方はもう少し静かです。
彫金教室では様々な技術を紹介しております。
よろしければのぞいて行ってください。
それでは。
こちらは彫金アクセサリー教室です。バックナンバーはこちら。
今回は、彫るために金属板を固定します。
紹介するやり方は2つ。
今回のは簡易版です。
簡易版のテーマは、安く早く、です。
用意するもの
大きめのC型クランプ2つ。
ヒートクレイ
四角い枠
金属片
小さな鍋
割りばし
です。

↓四角い枠、というのはコレです。

確か何かのお菓子のフタだったもの。一辺が6cmくらい。深さは1㎝くらい。
四角で小さくて浅い皿のようなものがあれば、OKです。寸法はそんなに気にしなくてもいいです。
大きいとヒートクレイがたくさん必要になるかもしれませんがね。
もし、しばらく使う予定なら壊れるかもしれないので金属製のものがおすすめです。
使ったヒートクレイは100gでした。
一個20グラムで販売されていたので、5個分ですね。
枠にもよりますが、多分3~4個でもいけます。
ちなみに、1個300円チョイです。
小さな鍋は安いものでいいので、専用のものを買った方がいいです。
ヒートクレイがくっつきます。
鍋がないなら、インスタントの鍋焼きうどんの空容器なんかでも代用できるかと思います。
あるいは、時間かかるかもしれませんが、ビンの中に入れて湯煎するとかでもOK
すぐに彫ってみたいなら、オタフク槌とタガネも用意してください。

ヒートクレイを茹でる
ヒートクレイ茹でましょう。
沸騰したらヒートクレイを投入してください。

石のようだったアイツも、やわらかくなります。
鍋にくっつかないよう、ひっくりかえしたりしましょう。
芯まで柔らかくなったら、とりだして・・・

↑お湯を切れば、素手でも持てます。怖い人は、手の平にゴムが張り付けてあるタイプの手袋を使いましょう。
軍手は使わないでください。ヒートクレイがくっついてやりにくいです。
四角い枠にドーン!

平坦にならして、金属片をこていします。
端っこにちょっとクレイをかぶせてやると効果的です。

固定できたら、柔らかいうちに彫金机までGO
今度は、C型クランプで机に固定します。
まだ柔らかいので跡が付きます。

片方は軽く跡をつけ、もう片方は深くまでメリこませましょう。
めり込ませるとき、クランプにヒートクレイが被さっていると取れなくなるので注意です。

冷めたら、もう一つのクランプも取り付けて完成。

これで、固定できています。
金属板を固定する位置を間違えるとこんな風に被るので注意です。

彫ってみた
軽く彫ってみました。問題なく彫れます。

彫り方は、また後程紹介します。お楽しみに。
とはいえ、タガネがしっかりできていれば、思考錯誤すればいけるとは思います。
待ちきれない方は、ぜひやってみてください。
あと、彫れることは彫れますが、音がうるさいですね。
クランプで固定してしまっているのでしょうがないですが、アパートやマンションではやめた方がいいかも。
簡易版ではない方はもう少し静かです。
彫金教室では様々な技術を紹介しております。
よろしければのぞいて行ってください。
それでは。