彫金アクセサリー教室 第一章 2-3:タガネを研ごう
2016
13
こんにちは。
こちらは彫金アクセサリー教室です。バックナンバーはこちら。
ファイヤー・ヤスリ・ファイヤー・ファイヤー、の4工程でタガネはできましたが、最後に研ぎがあります。
研いでこそ、刃物は切れるのです。
今回使うのは、この2つの砥石
インディア砥石

クリスタル砥石

これは包丁の研ぎなんかでも一緒です。
研ぐとき重要なのは、研ぐとき出てくる研ぎ汁や粉です。
というか、もう私の認識では、砥石本体ではなくこの汁や粉で研いでいる感じです。

見た目汚いからって、決して汁や粉を洗い流さないでください
包丁で使う砥石なんかは30分くらいあらかじめ水に着けたりします。
しかし、タガネの砥石では私はそこまでしていません。
なぜか・・・。
まず一つは、インディア砥石が油砥石であるという点。
油にまるっと漬けたのを取り出すと周囲が汚れます。惨事です。
油も大量に使いますし、衛生的にもちょっと・・・という感じです。
もう一つは、タガネの刃が小さい点。
包丁と比べ、タガネの刃はかなり小さいです。
そのため、適宜油や水を足してやれば研げます。
これらのことからお分かりのように、タガネの研ぎは包丁より簡単です。
包丁の研ぎができる方なら、上手くできるはず。
できないかたは、包丁の研ぎの入門としてもタガネの研ぎは役立つことでしょう。
刃物が研げると便利ですよ。
包丁なんて、モノによっては新品よりも切れるって言いますからね。
油砥石では、水ではなく油をつけてから研ぎます。
油は食用油でも使えないことはないですが、オススメはできません。
主に、衛生面で。
ですので、金属の切削加工用オイルを購入しましょう。
ホームセンターでも売っていますし、彫金専門店にももちろんおいてあります。
つける量は

こんなもんでOKです。
水の方はこんな感じ・・・。いや、こんなにつけなくてもいいです。

カメラ構えて注いだので、大惨事(笑)。ちなみに、タガネは錆びやすいので、水が付きっぱなしにならないようにしましょう。
インディア砥石の数滴も、クリスタル砥石の洪水も、すぐに砥石に吸収されます。
吸収されるまえに、研ぎ粉が出るくらいまで素早く研いでいきましょう。
準備運動なんかでも、筋肉や腱を意識してやると違ってくるといいますよね。
タガネの研ぎも、しっかり刃先を意識してやると違ってきます。
こんな風に持って、前後に動かします。
しっかり刃先を砥石につけてくださいね。

研いでいると粉というか泥のようなカスが出てきます。
先にも書いた通り、これが研ぐうえで重要です。
このカスをこすりつけるようにして、研いでいきましょう。
いっそのこと、少し削って粉を出してから油や水をつけるというのもアリです。
インディア砥石も、クリスタル砥石の方でも研ぎ方はほぼ同様です。
インディア砥石は油、クリスタル砥石水をつける。違うのはそこだけですね。
使っていると、溝ができたりして形が変わってきます。
まんべんなく使うと溝ができにくいですが、それでも形は変わってきます。
形が変わってきたら、砥石の表面を削って平らにしてやりましょう。
やりかたは簡単。
コンクリートにひたすらこすりつけるだけです。
耐火レンガにこすりつけても、ちょっとは整えることができます。
外に出るのが億劫なときは便利ですね。
あんまり深い溝になると、直りにくくなるので注意です。
私は持っていないですが、砥石を整えるための砥石のダイヤブリックというものもあります。
彫金教室では様々な技術を紹介しております。
よろしければのぞいて行ってください。
それでは。
こちらは彫金アクセサリー教室です。バックナンバーはこちら。
仕上げは研ぎ
ファイヤー・ヤスリ・ファイヤー・ファイヤー、の4工程でタガネはできましたが、最後に研ぎがあります。
研いでこそ、刃物は切れるのです。
今回使うのは、この2つの砥石
インディア砥石

クリスタル砥石

砥ぎは汁や粉が命である。
これは包丁の研ぎなんかでも一緒です。
研ぐとき重要なのは、研ぐとき出てくる研ぎ汁や粉です。
というか、もう私の認識では、砥石本体ではなくこの汁や粉で研いでいる感じです。

見た目汚いからって、決して汁や粉を洗い流さないでください
本当は、まるっと漬けるのがいいが・・・
包丁で使う砥石なんかは30分くらいあらかじめ水に着けたりします。
しかし、タガネの砥石では私はそこまでしていません。
なぜか・・・。
まず一つは、インディア砥石が油砥石であるという点。
油にまるっと漬けたのを取り出すと周囲が汚れます。惨事です。
油も大量に使いますし、衛生的にもちょっと・・・という感じです。
もう一つは、タガネの刃が小さい点。
包丁と比べ、タガネの刃はかなり小さいです。
そのため、適宜油や水を足してやれば研げます。
これらのことからお分かりのように、タガネの研ぎは包丁より簡単です。
包丁の研ぎができる方なら、上手くできるはず。
できないかたは、包丁の研ぎの入門としてもタガネの研ぎは役立つことでしょう。
刃物が研げると便利ですよ。
包丁なんて、モノによっては新品よりも切れるって言いますからね。
油砥石
油砥石では、水ではなく油をつけてから研ぎます。
油は食用油でも使えないことはないですが、オススメはできません。
主に、衛生面で。
ですので、金属の切削加工用オイルを購入しましょう。
ホームセンターでも売っていますし、彫金専門店にももちろんおいてあります。
つける量は

こんなもんでOKです。
水の方はこんな感じ・・・。いや、こんなにつけなくてもいいです。

カメラ構えて注いだので、大惨事(笑)。ちなみに、タガネは錆びやすいので、水が付きっぱなしにならないようにしましょう。
インディア砥石の数滴も、クリスタル砥石の洪水も、すぐに砥石に吸収されます。
吸収されるまえに、研ぎ粉が出るくらいまで素早く研いでいきましょう。
刃先を意識して
準備運動なんかでも、筋肉や腱を意識してやると違ってくるといいますよね。
タガネの研ぎも、しっかり刃先を意識してやると違ってきます。
こんな風に持って、前後に動かします。
しっかり刃先を砥石につけてくださいね。

研いでいると粉というか泥のようなカスが出てきます。
先にも書いた通り、これが研ぐうえで重要です。
このカスをこすりつけるようにして、研いでいきましょう。
いっそのこと、少し削って粉を出してから油や水をつけるというのもアリです。
インディア砥石も、クリスタル砥石の方でも研ぎ方はほぼ同様です。
インディア砥石は油、クリスタル砥石水をつける。違うのはそこだけですね。
形が変わってきたら。
使っていると、溝ができたりして形が変わってきます。
まんべんなく使うと溝ができにくいですが、それでも形は変わってきます。
形が変わってきたら、砥石の表面を削って平らにしてやりましょう。
やりかたは簡単。
コンクリートにひたすらこすりつけるだけです。
耐火レンガにこすりつけても、ちょっとは整えることができます。
外に出るのが億劫なときは便利ですね。
あんまり深い溝になると、直りにくくなるので注意です。
私は持っていないですが、砥石を整えるための砥石のダイヤブリックというものもあります。
彫金教室では様々な技術を紹介しております。
よろしければのぞいて行ってください。
それでは。