指輪のサイズ直し~できるリング,できないリング~
2015
02
ネットで注文したは良いけど,サイズが微妙にあわなかったぁぁあああーーー!!!!
(ウチのショップではサイズが合わなかった場合の返品も可能です。不可抗力ですからねぇ。)
あるいは
親の指輪を使いたいのだけど,サイズがどうも・・・という場合。
指輪のサイズ直しを検討されるかもしれません。
しかし,指輪もサイズ直しのできるリング,できないリングがあります。
↓究極の方法!とにかくダイエットして指を細くする!!すみません,冗談です。

サイズ直しできないよ~~,
と最も言われやすいのが,
一周ぐるっと装飾(そうしょく)が施してあるリングです。
例えば,
エタニティリングでほぼ隙間なく石がセットされているリング(ハーフエタニティなら可能)
隙間なく彫ってあるリング
です。
これらは,「隙間なく」というのが重要です。
多少隙間があれば,その部分を切って継ぎ足すことができるので,サイズ直し可能です。
次に,1号以上のサイズ直しがしにくいリング
これは,シルバーリングで,外せない(外しにくい)宝石が付いている場合です。
フクリン留めや彫り留めなどと呼ばれているリングですね。(「留め」の種類はいつか説明させていただきます♪)
シルバーは熱が伝わりやすいので,宝石を外さなければなりません。
どういうことか,説明させていただきましょ~~~♪
熱が伝わりやすい&1号以上直す時には火を使う
↓
宝石に熱が伝わる
↓
宝石が割れる(変色することも)
と,いうことですね。
ちなみに,1号以下の微調整なら,サイズを直す器具で直せます。
それでは,逆に(職人からして)リングのサイズ直しがしやすいリングとは・・・
金やプラチナのリングです。
石が1つや2つ付いていても大丈夫です。
金やプラチナは,銀に比べて熱を伝えにくいため,
ちょっとした技を使えば,石を外さずにサイズ直しができます。
それでは,ここまでです。
余談として,別記事に工賃がかさむケースも書きたいと思います。
余裕があったら,どうぞ見てやってくださいな。