Engrave with!!
手彫り工房ブログ

手彫り工房のオフィシャルブログです。金属彫ってます。彫ってます。

防塵ボックスを作りました。

2016
02
こんにちは。

リューター用の防塵ボックスを作りました。

いろいろ計画もしましたが・・・・。
まぁ、実際にやってみると、ちょっと違うことをやってみたくなるものですよね。


材料はアクリル板、ただし接着剤はつかわない。



アクリル板って、バーナーで溶かすことができます。
つまり、溶接ができるということ。

ならば、接着剤は使わずにやってみたくなるのはしょうがないことです。

↓防塵ボックス本体。世界初?の現代アート風防塵ボックスです。
防塵ボックス本体
これでも、余分な隙間はありません。


形はキッチリ5角形のつもりだったけど・・・



せっかく接着剤を使わずにいけたんだから、材料も買い足したくない・・・。
でも、五角形だとどうしても材料を買い足さなければなりません。
板の長さがギリギリ足りなかったんですよね。

それで、切ったり曲げたりして、いびつな六角形になりました。

いびつでも使いやすい不思議・・・。
むしろキッチリしなくよかったかな、と。


火力と臭いに注意


アクリル板は焦げます。
ガスバーナーは温度調節のできるもののほうが良いですね。
目安は、赤い炎が混じるくらいが一番やりやすかったです。

焦げたアクリル板


アクリル板を溶接するときにかなり臭いが出ます。
明らかに体に毒なので、マスクをして風通しを良くしましょう。


手やリューターを入れるところは、ビニール袋を使えばOK



防塵ボックス完成

可動部は替えの利くビニール袋などを使いましょう。
ゴムなどつかっても、いずれは劣化します。

手を入れる部分はビニール+お菓子の丸缶を輪切りにしたもの
リューターを入れる部分はビニール+薬やサプリメントのプラスチック容器の口を切り取ったもの
を使っております。


リューター用の開口部に注意しましょう


同じ作り方をされる方はいないかもしれませんが・・・。
作るときはリューター用の開口部を広めにとりましょう。
手を入れるところと同じくらいが良いです。

集塵機用の穴をあける場合は狭くてもよいかもしれません。

リューター用穴


それでは。

 彫金リューター