溶解におすすめ!炭素棒
2015
24
こんにちは。
金属を溶かしてインゴットを作るとき、大きな気泡が入って困ることってあると思います。
そんなとき、役に立つのが炭素棒です。

普通に混ぜていると、外に出ていくべき空気が底に溜まったまま出てきません。
しつこく底にとどまります。
もう、これは強制的にご退場願いましょう。
底に残る空気は、割りばしなど細い棒を突っ込んだくらいでは、なかなか出てくれません。
そこで、無理やり上から押しつぶします。
このとき、細い割りばしでは押しつぶしにくいです。
そこで便利なのが炭素棒です。
割りばしと比べて太く、熱せられてもしっかりしている炭素棒なら、上から押しつぶすことができます。

太い炭素棒だからこそ問題となるのが、なかなか熱くならないことです。
そこで、押しつぶすのを開始する前から火のあたるところにスタンバイさせます。
それでも、最初はまだ先端は冷えており、押しつぶされた金属も冷えて少し固まります。
最初は金属が冷えてもかまいません
何回か溶けて液体状になっている金属を押していると、熱くなってきます。
炭素棒の表面は金属を押すことによって熱せられていくのです。
上の写真を見ていただくとわかるように、ガラス質になったホウ砂が炭素棒先端にくっついています。
つまり、数回押せば、それだけしっかり熱くなるのです。
初めは使いにくく感じるでしょうが、そのうちに炭素棒のほうが良くなります。
試してみてはいかがでしょうか。
それでは、よい金属溶解ライフを!
金属を溶かしてインゴットを作るとき、大きな気泡が入って困ることってあると思います。
そんなとき、役に立つのが炭素棒です。

混ぜているだけだと空気が外に出ないことがある
普通に混ぜていると、外に出ていくべき空気が底に溜まったまま出てきません。
しつこく底にとどまります。
もう、これは強制的にご退場願いましょう。
太い炭素棒で餅をつくように
底に残る空気は、割りばしなど細い棒を突っ込んだくらいでは、なかなか出てくれません。
そこで、無理やり上から押しつぶします。
このとき、細い割りばしでは押しつぶしにくいです。
そこで便利なのが炭素棒です。
割りばしと比べて太く、熱せられてもしっかりしている炭素棒なら、上から押しつぶすことができます。
太いと熱くなりにくい

太い炭素棒だからこそ問題となるのが、なかなか熱くならないことです。
そこで、押しつぶすのを開始する前から火のあたるところにスタンバイさせます。
それでも、最初はまだ先端は冷えており、押しつぶされた金属も冷えて少し固まります。
最初は金属が冷えてもかまいません
何回か溶けて液体状になっている金属を押していると、熱くなってきます。
炭素棒の表面は金属を押すことによって熱せられていくのです。
上の写真を見ていただくとわかるように、ガラス質になったホウ砂が炭素棒先端にくっついています。
つまり、数回押せば、それだけしっかり熱くなるのです。
初めは使いにくく感じるでしょうが、そのうちに炭素棒のほうが良くなります。
試してみてはいかがでしょうか。
それでは、よい金属溶解ライフを!