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手彫り工房ブログ

手彫り工房のオフィシャルブログです。金属彫ってます。彫ってます。

ドリルスタンドは角材に穴をあけるだけでいい。

2015
09
こんにちは。

こまごまとしたリュータービットは、平積みだとエラいことになります。
ちょっとしたことでグチャグチャになったり、どこかいったりします。
管理が大変です。

そこで必要になるのがドリルスタンドです。

ドリルスタンド

ただ、このドリルスタンド、買う必要はありません。
むしろ、自分で作ったほうが良いものができます。
その理由はズバリ、リュータービットの軸径です。

一般的なリュータービットの軸径はすべて2.34mmです。
すなわち、ドリルスタンドの穴はすべて同じ大きさで良いのです!
ハンドドリルを使えばすぐできます。

作り方

まず、端材を用意します。(ホームセンターで10円~300円くらい)
ハンドドリルがない場合は、ホームセンターで貸してもらえる場合があるので聞いてみましょう。
ただ、ドリル刃は2種類必要ですので、これは購入しましょう。

2.5mmのドリル刃でたくさん穴をあけます。間隔は多少バラバラでOK。
次にビットが穴に入りやすくするため、穴をあけたところを4mm~6mmくらいの大きなドリル刃で削って広げます。
できればすり鉢状にしたいので、大きなドリル刃は浅く穴をあけて下さい。

これだけです。
ビットの軸径と穴の直径の差が約0.16mmだとこのようなことが起こります。

逆さにしてもだいじょ~ぶ!
ドリルスタンド2


例えドリルスタンドがこけても、ビットが散らかることはありません。
まぁ、1,2本は抜けたりはするでしょうけども。
市販品だと、なかなかこうはいきません。

小さいリュータービットと大きいリュータービットで別々のスタンドを作るとさらに使いやすいです。
ドリルスタンド3


こういうものも作っていくと道具一つ一つに愛着が湧いてきて、作業が楽しくなってきます。

それでは。楽しい彫金ライフを!